12月4日(水)
今日は左目の摘出手術を終えての経過をみるのと、右目のレーザー後の状態を確認するための外来です。
そのために飛行機で日帰りの旅です
行きの飛行機に乗る前、保安検査で並んで待っていると、一人のお婆さんが話しかけてきました。
「かわいいわねーどこ行くの?」
「東京です」
「そう。気をつけてねー
」
あぁこのまま終わってーと思ったらやっぱり…
「お目目どうしたのー?」
きた…
「ちょっと病気で…」
「あらーかわいいのにねぇ。でも治るんでしょう?」
「いえ、生まれつきの病気で…こちらは義眼になるんです。」
「そうなの。でもかわいいし、美人だから大丈夫よ
お母さんも大変だろうけど、強くならないとね!あなたも強く生きないとね
」
今までもみんないろんな反応だったけど、全然知らない人でこんなに優しい言葉をかけられると思ってなかったので、目頭が熱くなったけど、ぐっと涙を堪えました
「ありがとうございます」
これを言うだけで精一杯でした
これ以上話すと涙が溢れそうだったのでさようならと娘もバイバイをしてそそくさと検査を終え離れました。
娘もこれから色々大変だろうけど、こんな温かい人もいるんだからきっと乗り越えていける!
そう思って搭乗口で待っていると、次はCAさんが近づいてくる…。
「お子さまの目は感染症とかではなかったですか?」
(あぁ、その確認ね!ガーゼしてるからしょうがないか。)
「はい、違います」
「打撲とかですか?」
(えっそれ聞いてなんになるん?!打撲やったらのれないとか?)
「違います。病気です。」
「(?)…では、なにかありましたらお声がけ下さい。」
感染症の確認まではわかるけど、打撲かどうか聞いて何がしたかったの?
ってゆーか、前回の手術帰りの飛行機では同じ航空会社だったけど聞かれなかったよ?!
癌患者ですって言わないとダメだった??
なんか、もやもやした一幕でした

病院に着いて受付を済ませ点眼し、一時間過ぎたころ主治医に呼ばれました。
あれから変わったことはなかったか聞かれ、さっそく目を見せます。
右目は娘が動くのでちゃんと見れたのか微妙ですが、腫瘍の一部はまだ活きている感じがするけど、出血もないし大きくなっているわけではないのでこのまま様子をみましょうとのこと。
左目はガーゼをとり、慣れた手つきで有窓義眼を外し、術後の傷を見ます。
大丈夫とのことで仮義眼がはめられます。
「種類があんまりないからねー。義眼屋さんはいつ行くの?」
「金曜日です」
「2日かぁ…これだと大きいし…じゃあこれでいいか。」
つけた娘の顔を確認するなり、先生は
「んーなんか違和感があるなぁ。なんでだろう?」
いやぁ、違和感ありまくりです
だって目の色がうちの娘真っ黒なのに茶色いし、大きいし、なんか充血してる模様あるし(笑)
せんせぇ~


着けた瞬間、あぁうちの娘の目が戻ってきた!
とか感動すると思ったら、オッドアイになっちゃって笑っちゃいました
まぁ義眼屋さんに行くまでこれで耐えるしかない!娘!頑張ろう(笑)
最後に病理の結果のお話が…
「視神経側に1.3㎜の浸潤が認められました。ただ、視神経の断片にはでてきてないので、そこにあったら転移は100%だけれども、この状態だと、転移しない可能性は90%ぐらいかなというところです。追加の治療を予防の観点でするかどうかですね。非常に悩ましいところです。同じ状態の患者さんを13人みてきましたが、そのうち一人の転移が認められました。追加の治療をした人はもちろん転移してないわけだけれども、治療をしたから出てないのか、しなくても出なかったのかわからない。抗がん剤治療を追加することで他の細胞も傷つけてしまう可能性もあります。一度大学病院の小児科の先生と話し合われてはどうですか?」
とのことでした。視神経以外の強膜への浸潤などはありませんでした。
浸潤していたことはもちろん落ち込みましたが、それよりも左目を取っておいてよかったと心からそう思いました。なので、比較的冷静に先生のお話を聞けました。
あのまま温存を続けていたら…ぞっとします
次は地元の大学病院の外来予約をとらないと!
追加治療するべきなのか…悩みます
夫婦の間でも意見が割れています。
どうしたらいいのー??

