改めて。
新年あけましておめでとうございます。
もう1月が終わろうとしているので、この挨拶自体が合っているのかはわかりませんが、とりあえずっ。
twitterやInstagramなんかでは、
よく情報発信してはいるものの、ブログって最近あんまり書かないなあって。
2020年、明けてあっという間の1ヶ月。
いろいろ凝縮されすぎていたような気がする。
年始からレコーディングにはじまり、ライブする機会も頂けて、「よし、今年は去年以上に音楽に集中する1年に!」と意気込んだのは良いものの、これでもかってくらいに喉を使っていたら、突然声が出なくなってしまって。
「偽膜性声帯炎」という病名がつきました。
声帯は強い方だと言われていたのですが、色々な事象が重なっての「偽膜性声帯炎」。調べても全然でてこない。
ひたすら不安だった。し、怖かった。
決まっているライブに穴を開けると、いろんな人に迷惑をかけてしまう。
主催イベント前なのに治らなかったらどうしよう。
それよりも、このまま声が戻ってこなかったらどうしよう。
「当たり前の毎日が、いつか無くなってしまうかもしれない。」
ライブハウスで何度も口にしてきた言葉。
頭ではわかっていても、実際にその立場にならないと実感できないものだって、思ってたしわかってたつもりだった。
つもり。
大切にしてきたものが、無くなってしまうかもしれない瞬間がこんなに怖いものだとは想像してなかった。
頭で理解している以上に怖かった。
初めて、決まっていたライブをキャンセルしました。
「ごめんね」って気持ちでいっぱいだった。
でもその気持ちを声にして届けることもできない。
ひたすらもどかしかった。
でも、
尊敬する人たちが「大丈夫、気にするな」って。
大好きな仲間たちが「早く治りますように」って。
皆が「待ってるよ、ゆっくり休んでね」って。
素敵な言葉をたくさんくれたから、
お医者さんもびっくりするくらいのスピードで完治しました。
復帰後初のライブは、とても緊張したけれど、「おかえり、おめでとう」の言葉に救われました。
改めて、自分の声で、想いを伝えられること、歌を届けられることが本当に幸せなことだと思ったし、それを受け取ってくれる人や、支えてくれる人たちがいてくれてる事に感謝したいって、心の底から思えました。
だからきっとこれからも、ライブハウスで何度も口にすると思う。
「自分の声で、想いや歌を、この場所に立って届けられることに感謝。」
そうやって乗り越えて迎えた1/21の主催イベントは、沢山の方のおかげでとても素敵な1日になりました。
振り返ると、さらに長くなりそうなので割愛。
twitterの画像だったりできっと伝わると信じている。笑
8枚目のSingleに入っている「Brandnew Day」
一歩踏み出すための勇気をくれる曲。
今の自分が選んだことは間違ってないんだよって肯定してくれる曲。
いつかたどり着ける到達点をイメージする。そんでいつか必ずたどり着く。
「だいじょうぶ」は自分が欲しかった言葉だし、いつも支えてくれてる貴方にあげたいなって思った言葉。
はじめから才能あるとか、そういうわけじゃないけど、ライブを通して皆と積み重ねてきたものは確かに此処にあって、それが今の私を創ってる。
今だからきっとできることが必ずある。
イベントやり始めた頃は「友達いない、」なんて言ってたけど、それももう、今となっては言えなくなりました。(笑)
それから、お世話になっているライブハウスの周年をお祝いできたり、新譜をもって名古屋でライブができたり。
復帰して、主催を経て、ライブを重ねて。
自分が創りたい空間のイメージがどんどん明確になって。
フロアに居る人が何人でも、他のアーティスト目当てのお客さんだったとしても、関係者だったとしても、
私がやること、気持ちは変わらない。
「その空間に居る人、誰一人として置いていかないライブ」だし、「その人のその日のベストの状態を引き出すライブ」。
自己満足じゃない、ライブ。
このあたりはしっかり深ぼって、深ぼって、自分に落とし込んでいくのでこのへんにしておきますが、そうやって臨む一つ一つのライブが楽しい、し、本当に大切。
100点満点な答えがない世界だからこそ、結果がでるまでやるしかない。のでやります。
そして2020年5月11日、初のワンマンライブを大好きな渋谷のeggmanで開催することが決定しました。
誕生日前日。ええやろ。
そこが重要ではないんやけども、いや、重要でもあるけど。
いつかたどり着ける到達点に向かうための通過点です。
初のワンマン。
ひのばんどとして走りはじめてから約1年半。ワンマン迎える頃にはそろそろ1年10ヶ月くらいですね。
積み重ねてきたもの、一つずつみんなと創ってきたもの。
ライブだったり、人と人とのつながりだったり。
それを信じて、最高の当日を迎えられるように、2月のライブもそれ以降のライブも丁寧に創っていきます。
その瞬間を見届けてほしい、心から思います。
長くなってしまった。
つまるところ、1月は大変お世話になりました。
2月も確実に、いい日を創っていきますのでどうぞよろしくお願いします!
ひの。