覚悟を持って挑む
どんな覚悟を見せてくれるのだろう
そんな風に
期待しても仕方ないのかもしれませんし
期待なんてしてません
過去
キックボクサーの覚悟を見たのは
数えるほどにしかいません
その選手は
日本を代表とするような
そんな選手です
口には言います
“覚悟を持って挑みます”
でも、
その覚悟は
急なお友達の誘いより下なようで
その覚悟は
異性とのデートの方が大切だったり
それはそれで
人それぞれの覚悟です
“命掛けてリングに上がっています”
なんでそんな大それたことを
軽々しく簡単に
口にするのだろう
リングの上で
そりゃ一生懸命に戦うでしょうよ
今ある力を精一杯に・・・
でもさ
お客さんが見たい
選手の覚悟って
「一生懸命に頑張りました」
ってことではないと思うのです
其の一戦に
全てをかけるって、
ジムワークやロードワークなんて当たり前で、
朝目覚めることも
息を吸うことも
歩くことも
風呂に入ることも
飯を食うことも
糞することでさえ
活きているうえで
生活しているうえで
全ての行動が
全部が全部
其の一戦に直結してなきゃダメなんじゃないかって思うのです
そうじゃないから
いま
そんなもの食ったら
明日のジムワークに悪影響じゃないか!!
そんなに夜更かししたら
明日の朝のロードワークが100%じゃなくなるじゃないか!!
いま
我が子の顔見たら
闘争心が和んじまうじゃないか!!
そのすべてを掛ける覚悟が無いから
簡単に諦めることができて
その行動すべてに
覚悟が無いから
敗けて泣いてスッキリできるんだ
お前なんかに
“覚悟”
を
語る資格はないよ
と
俺は思ったりもする
『そんなに・・・』
って言いますが
できる事全て
“ヤル”
っていたら
やって見せろよ!!
と
思うのです
そこまでやって
勝てなかったら
よっぽど
相手が強いのか
俺の指導が悪いのか・・・
やらないで
敗けるのなら
今
自分でできる事を
全部やってみろ!!
それが
“覚悟”
だと思う
覚悟があれば
お前が無く前に
仲間が泣く
仲間が
がっかりするようなら
お前の
覚悟が足りなかったんだ
勝負けじゃなくて
魅せてみろよ
“覚悟”ってのを
なかなか
本物が出てこない
どいつもこいつも逃げちまう、