あの戦争から遠く離れて | ロッキー堀江の我以外皆吾師

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中国残留孤児を父に持つ著者が、父の中国での幼少期から日本に帰るまでの中国養父母との生活から、帰国後の苦労などを書いたのが第一部、第二部ではその著者が中国に留学体験と、父親の養母やちちの親戚、友人たちとの出会い、交流、さらに中国残留孤児たちの国家賠償闘争について書かれている。


これを読むと、文化大革命時代の中国の状況は相当大変だったことが良くわかる。


ニュースでは尖閣諸島の問題から、反日感情が激しい様子が報道されている多少時代が違うとはいうものの、都市部ではそうなのかもしれないが、中国でも地方の人たちの感情は国対国ではなく、人対人だという当たり前のことに気がつかせてもらえる。


人間って良いなあ・・・です


日中関係に一言ある方は、ぜひ読まれることをお勧めします。