三日間の対局、対局者および関係者の皆さんご苦労様でした。
なのですが、今回もまたガッカリの連続でした。
あちらこちらに書かれていることを読むと、いい対局だったとか、素晴らしい戦いだったと書かれていましたが、プロの競技者の対局だという視点でみるとそれは違うように感じました。
私はお店にあるPCを接続して見ていたので、音声は消していました。ですから解説や対局場の音は一切聞こえません。ですから、この部分は他の人から聞いたことなのですが、
打牌の音は聞こえるのに、マージャン上の発声がほとんど聞こえなかったそうです。
発声がない、あるいはしていても相手に聞こえない程度というのはあきらかにルール違反です。
中継するために摸打のスピードを落とすような指示があったのかもしれませんが、それにしても無駄に時間を使う場面が多々見うけらられました。本人は勝負どころで長考しなければと考えたのでしょうが、それこそが修行不足ということではないでしょうか。修行不足の対局を素晴らしいとはいえないでしょう。
以前「フェアとアンフェア」というタイトルで書きましたが、ルールに違反しなければすべてよしと考えるのはフェアでは無いと思います。
そして、プロであれば結果も大事でしょうが、フェアに戦う姿を見せること(見てもらうこと)こそが大事でしょう。
プロ競技者ならば、アマチュアの模範になるような対局姿勢、態度、内容を求められます。
プロの方皆さんにはその点を強く求めたいと思います。
よろしくお願いします