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Time to feel the ocean

REPUBLIC OF PALAU


日本は少しずつ暖かくなってきているようですね。もうすぐ夏がきますね。

最近の自分的ヘビーローテーションはマッキーの「冬がはじまるよ」です。こんばんわ。田村です。



恋なぁ。。。

恋愛映画などは苦手なので見ませんが。

この子らの恋物語はなんぼ見ててもおもしろいです。


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Mandarinfish/
Synchiropus splendidus/ニシキテグリ      


の。


求愛→交接→産卵


日本では期間限定で夏の間、水温の高いときにのみ見られるそうです。

ここパラオでは通年見られます。

テンジクダイの口内保育なんかも通年。

そう。

パラオのお魚は年中恋の季節のやつらが多いのです。

以前も少しこのブログで紹介させて頂いたのですが改めまして。

今だにお盛んです。

12月から観察を続けているのですが見れなかったのは一度だけ。

毎日ですよ。どうかしてます。ここの子たち。

見てるとなんだか地元大阪のミナミにある「ひっかけ橋」を思い出してしまいます。



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「よっしゃ。暗くなってきたわ。出撃じゃー!!」


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「なあなあ。ねえちゃん、茶しばけへん?」
←関西でのナンパ常套文句

「えー。どうしよかなー。うふうふ。」


・・・。

みたいな。


そこから鰭全開で追い掛け回しまくり。

猛アタックとゆうか。。。しつこいぐらいに。

しかも他のメスにも手当たり次第に求愛します。

超スーパーウルトラミラクル肉食系。がつがつです。

それにしても。ことごとくその恋が成就してしまうのです。


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ほら。ね。

だれやー!「二兎を追う者一兎をも得ず」言うたんはー!!

得てもうてるわけですね。モテモテなわけです。ええ。


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ちなみにこれは他のオスに邪魔されうまく成就しなかったバージョン。

スっと離れます。

「あっ・・・。」

と。なんだかちょっぴり悲しい気分になります。


一番体のでかいオスの個体を「リンカーン・バローズ」。

中ぐらいの個体で、よく「バローズ」と戦ってる個体は「ケラーマン」。

同じく中ぐらいで他の2匹とは少し離れてちゃっかり事を済ます個体を「マイケル・スコフィールド」と名付けました。

プリズンブレイクより。


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そして辺りが完全に暗くなると先にメスがみんないなくなります。

女子の門限に希望を折られるのは世の男子の宿命です。

しかしながら。オスはまだまだメスを探し求めてうろうろ。

もうええやろ。。。



新しい出会いに胸躍らす春。

開放的な気分で刺激を求める夏。

夏の終わりの淋しさを埋めようとする秋。

人肌恋しくなる冬。

なーんや。

なんだかんだで人間も通年恋の季節なんですね。


毎日一生懸命、必死に恋する姿。

んんー。

胸打たれるものがあります。

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