花束赤薔薇ピンク薔薇おりおり音符音符

民宿を閉じてひとり居十七年の友楽める抹茶いただく


登り来て見返せば友も着物着て今登りきぬ晴ればれ笑顔

音符音符

山ひとつ越えて また登る山の麓の友の家
民宿を営み きのこ栽培を体育館でしてと荒波を乗り切って来た茶友。料理は御手のもの。
豆を作り 豆腐にする友
蒟蒻を3、4年育て 大きくなった蒟蒻玉で作って刺身蒟蒻にしてくれた。極寒の蒟蒻玉の保管を聞くとそんなにしなくもと笑われるけど 電気毛布とのこと。幸せな蒟蒻芋です。
私 二十代最初の手習の合わせ
最後の方は 職について家を出たので お師匠さんに仕上げてもらいましたが----伯母の手織の絹を母が染物屋に頼んで染めてくれました。尊さが分かっていなくて 母にお礼を言ってないことに気がつきました。
茶友が旅した中国の陶器で コーヒーを最後に入れてくれました。
あわせて5人 茶遊びも楽しかったのですが 明るい茶仲間の手作りの料理に 秋の日は短くあっという間。買ったものはわずか家にあるものでご馳走ができたと友。頬張っていただいた我ら、楽しすぎました。お茶席の写真撮り忘れです。


土蔵から出て来たという薄器と茶杓