柿をもぐえびす講のころに 干し柿とこのところ定例化している。この時期は 日中陽が差せば 夜は冷え込むので 柿もカビることなく 軒下で 干し柿となる。さあって 今日も のらりくらりーーー柿をもいで 剥いてーーー例年ふんだんに枝を下ろすのだが 切れば切るほど ぐっさと新芽が出てーーーたくさんなる。 今日はしみじみと 幹の太さを眺めた。柿の木1本で ドラマがたくさん。猿蟹合戦ではないが 人情話なら 書けそうだ。家族の中で この人に会うと もうどうしようもないシロタン。こんな顔で 口を開けないで にゃ となくのがやっと。いやはや 何とも。おりおり秋の陽に苺畑の草を引くハコベ 仏の座みな優しき