やっと 友だちの茶事から解放されました。畑に行く途中のご近所に
「お茶飲みしようよ。」と声をかけると
「あんた、どこへ遊びに行っていたの?海外でも行ってたんかい?」
と冗談を言われてしまうほど 留守でした。
献立を考え 出来るだけ本人に押し付けて・・・・・25日無事終わりました。
二文字押切
押し付けられて 30分だけねと時間を限定して 切りました。
管炭 胴炭 上手く納まって お点前できたようです。
落ち着いて 今度はもう少し腕をあげたいです。
茶友のお友達が 山茶花を待合に生けてくれました。
有難いですね。
昔 民宿をしていた台所なので ひとりで料理するには 広くて・・・・
お客は4人。最初の膳、一文字のご飯 里芋の味噌汁
柚子大根 大根を花びらのようにカットして ゆずを入れて大根でくるくる。茗荷の甘酢漬け
柿の千切り。
強肴で 急遽出したキャベツとエゴマの葉の押し付け
とても好評でした。本当は香物で出すのですが 焼き物は 秋刀魚だったので
御口直しに・・・・キャベツとエゴマが合いました。
椀物
海老と銀杏の真薯 人参 椎茸 雲南芍薬の蔓と花 そして ゆずなのに
柚子を松葉に切ってあったのに 入れ忘れました。
大変好評。この蔓と花は何?と話題になりました。
小吸い物に この植物のむかごと菊の花びら2枚を入れたら とても綺麗でした。
雲南百薬
台風で 棚が倒れ根こそぎに成りました。そしてら根にたくさんの球根が付いていました。
これを来年は種にすれば良いと思いました。少し抜き粕に漬けています。
美味しいかも・・・・
茶室と炊事場の間に 2部屋あり(食堂 畳の間)お運びの半東さんは 大変でした。
強肴・・・筍とわらびの煮つけに叩き牛蒡、エゴ、
八寸・・・モロッコ豆の胡麻味噌和え ワカサギ
77歳 喜寿の先輩の初茶事、正午の茶事お疲れ様でした。
民宿だった頃のお得意さんに京都の俵屋吉富がおり 茶事の御菓子は 復刻雲竜と竜田川が 出されました。
紅葉やイチョウの御菓子は柔らかく そっと掴まなければ壊れそうな・・・・新鮮でした。なかなか田舎では この柔らかさでは 頂けません。
雲竜ひと箱 ご亭主さん「四つに大きく切り分けて。」と注文があり 縁高で運ぶと、お客様は 歓声が上がった模様。
先輩の気風の良さが うふふふです。
普通は ほどよい大きさがあるのですが・・・・・
十月になって お声がたびたび かかり・・・・出かけたので すっかり疲れました。でも、勉強になったので 有難いことです。
昨日で終わり、マイ生活。ニンニクを植えたり、藁を敷いたり・・・猫と遊んだり・・・・
こんな生活が 安らぎます。
リンゴをカットして 水を少し入れた鍋に砂糖も気持入れて いつものフルーツ。
ちょっとシナモンを掛けて・・・
シロタン モミモミ ご機嫌ゴロゴロ
シロタン 珍しくご機嫌で外に出ました。
ぬかっている所に藁を敷いたら 早速藁の上で 日向ぼっこでした。
生憎カメラ持参しておらず・・・・
夕べは 布団の中に潜り込んできて 腕枕で寝ておりました。
おりおり
亭主も客も粛々四時間の名残りのお茶事役割果たす
藤袴紺菊照葉(てりは)名残りの草花挿しあり竹花籠に
新米の銘聞く人あり黒岩山やまの麓の「卯の花清水」