野良猫だった昔。

 マロンかあさんと野良だったころ、物置の陰で暮らしていた。生まれてやっとフラフラ歩けるようになった頃 今のお母さんに発見されて!!何となくこの家の庭やご近所で 隠れて暮らしてた。 そのころから 釣果のイワシやアジは 時々草薮に投げてもらって マロンかあさんは 咥えて運んで シロタン殆ど食べていた。


おお!イワシ お魚ちゃん。


クンクン

アッツ



「ツルヤへ行ったら 新鮮なイワシ3匹パックだったから、今日はシロタンの分もあるよ
我らは塩焼き シロタン生でも良いんだけど 焼いたよ。」・・・・だって



テーブルの上の物は何時もは クンクンだけ 


今日もクンクン。

でも、折角だから

ペロペロ  ウッ!!
 

熱い!!猫は小判は使えませんが イワシも熱いとダメなんです。




お得意の猫パンチ   チョイ チョイ

いくら食べていいよって言われても!!!!

ナイフとホーク貸してください!!爪を立てても動かない。 グーじゃね!!


何時もだと テーブルの下に引いていくんだけど・・・・・・

やっと 何時もの場所に下ろしてもらったけど・・・

慌てて食べたら、

小骨がつっかえて ゲェーゲェッ

「シロタン 子どもの頃は こんなの簡単に食べていたのに。」 ・・・・だって

人間のかあさん骨を取って 身をほぐし皿の上に またのせてくれた。

マロンかあさん シロタンの所まで2匹位運ばないと自分では食べなかったらしい。3匹目になると食べていたって。人間も猫も同じだね 誰かを 愛する心は。





おりおり

三月の日差しに雪嵩減りてなほ膝までの雪菜畑埋もれて


雪塊が解けて退く舗装路に雪の跡形長く水引く