高校でバスケットを教えていただいた先生が 95才で亡くなられたことを 新聞で知りました。
女子高の生徒に 全国で3連覇を成し遂げさせた先生で なんでも指導書など少ない中 アメリカのバスケットの専門書を取り寄せ 原書で勉強したと聞いています。我々の頃は 県大会で優勝するか しないかのころでした。それでも、地区大会では コート半分でゲームが終わるくらいで 百点ゲームが常でした。ぶかぶかの紺のユニフォームで かなり古くなり緩くなっていたユニホームでしたが誇りでした。
大会が近付くと その3連覇したころの先輩やその後に続いた黄金時代の先輩が 日曜日に来てくれ 試合となりました。先輩たちはそれぞれシュート力があり 練習試合2試合は負けました。3試合目になると 流石に現役の高校生の方が体力があるので勝つことができ それで練習が終わると言った感じでした。
大変厳しい先生でした。体育館に入ったものから 雑巾がけがはじまり 準備体操をして自主練習、先生が来られると挨拶をして練習が始まりました。直立不動で話を聞き 聞いたことは全てノートに取り 作戦は番号が付けられて暗黙の裡に覚え 使われました。先輩後輩の間柄はあっても、練習やボール拾い、片付けは均等すすんでやりたい仕事の内 勿論人間関係のトラブルはなく 先輩は何時も目標となれました。ボールは大切で 良く磨き大切にしました。・・・・・・・・・・・・・書きだしたら 熱い熱い思い出ばかり尽きません。
先生ありがとうございました。高校で一生分のバスケット魂を教えていただきました。
先生の事を思い出すと何時も 笑顔で「ランニングシュートはこうやるんだ。」と見せてくれた姿を思い出します。笑顔以外浮かびません。
厳しい教えの優しい先生でした。
今日は告別式。
大雪の前に カットした侘助と山茶花。蕾だった花が静かに咲きだして
今日の雪は サラサラ雪。
しずかにしずかに積もります。
葡萄棚の雪もキューイフルーツの棚の雪も落としたので
安心。高く棚は組んであるので まだまだ埋もれません。
屋根の雪落下で サンシュユと紅葉が一部折れていました。
シロタンそこは おかあさんの座る場所!!どいて!!
まあいいじゃないか・・・かあさん。
だめだめ。
おりおり
おだやかに遠山かすむ大寒入りこんな晴れの日続いてほしい
不思議と笑顔ばかりが浮かび来るバスケ部監督小宮山多賀文
ひとつゴール得るため動く君のため果てるを知らぬ青き魂