千曲川の川霧が 神無月になってから深く立ちます。乳白色のぼんやりした景色で
柿やナナカマドの実が そのぼんやりした景色に色を添えています。
ひんやりした空気で きりりとしていて 大好きな季節の折り目です。
上の写真は 庭先のナナカマドにナイアガラの葡萄が絡んでいます。
赤い実が目だつようになってから 日ごと鳥たちが この実を食べにやってきます。
ヒヨドリ 雀 それに 胸元が白くて頭が水色だったとか 色々誰かは言いますが・・・・・
何しろカメラを構えると 飛んでいきます。
この樹は 一時雪に埋もれて 二本立ての枝が 左右に分かれ ま平らになって雪にうまりました。掘りだして もうだめだろうと思っていたのに 一本にした木立が 雪を外したら ずんと立ち上がり 今に至っています。
初夏は真っ白な花を咲かせ 秋はきれいな紅葉、冬は赤い実が雪の中に光ります。ほどよい木陰と彩りで 人間はこの実を食べることはありませんが 楽しめます。
純白の花々甘き香を放つミツバチ我も酔いし夏の日
くれなゐに光輝く実となりぬナナカマドの梢小鳥飛び来る
川霧の中に艶やかナナカマド色づく梢赤き実そろう
シロタンの2015.10から
だいぶ 誰かさんの所にも 安心して抱っこされるようになりました。
誰かさん曰く 「何もしないで そっとしているんだぁ。」とのこと。
雑誌「ねこのきもち」の付録にあったおやつを あげていることあり。