春を詠うはシクラメンです。今朝はストーブもつけなかったので 上に乗せて置いたら
「あれ?もっと暖めたいの?」と笑われた。
良くぞ寒い部屋の中で 一冬を耐え 今年も花を見せてくれましたね。何時も通りって ありがたい。
ずいぶんと今日を待ちましたよ。下を覗いたら花芽が沢山あります。楽しみ楽しみ!!
平成20年春
冬眠より目覚めし獣の如くして窓開け放ち風を通わす
虫も人も三月の陽に区別なし日溜りに出て体動かす
厚き雪なだめる如く一日を降り注ぐ雨春告げる雨
平成21年春
身をよじる泥鰌(どじょう)くわえて田の脇の水路を朱鷺が悠然とゆく
田の脇で泥鰌くわえて水路ゆく朱鷺の写真が大きく写る
雪とけし畑に出れば幾つものねずみの巣穴ぽつかりと開く
平成23年春
老い母が挿し木をしたる沈丁花八畳二間清しく香る
硬き蕾少しゆるんで沈丁花小さき一つがほのかに香る
雪に籠もる村人出でて見送りぬ九十歳の翁の棺
平成24年春
さてさて・・・・・・・
白寿の母と来たり懐古園二の丸跡に福寿草咲く
喜寿の義姉楽しかったと車降る春浅き古城訪ね帰れば
霜枯れのほうれん草をくれし兄清水で洗い藁で束ねて
病院の薬の話で盛り上がるみな山ほどの薬で生きいる
一本の川に次々雪流す隣屋我が家向こう三軒
これかな?一番は