花をのみ待つらん人に山里の・・・・・・

利休様の茶の精神を表す歌として知られている

花をのみ待つらん人に山里の雪間の草の春を見せばや

の頃でしょうか。厳しい冬に耐え　雪間に　仄かな芽吹きの輝きを見せ始めました。なかなか大きな雪山は

頑丈で　泥まみれながらも　なお高く　一気に進むことは無い気配です。それでも　雪が引いていく　雪間には緑のふくらみが　あちらこちらで見え出しています。

　生温かい風に　なでられながら　日に何回か　池に雪を入れて消すこの頃、雪を分けて黒々とした土が見えてきて　草花が見えると嬉しくなります。