一軒だけ 違う家があります。
このタペストリーを作っていた頃は 藍染の古布が欲しくて 家中探したものです。そして 炬燵の下掛けで2枚見つけ 細かく縫ってあった下掛けを解いたら そこから色々な柄の藍染めが出てきて 大変嬉しかったです。
PTAのぼろきれ回収も昔はあって 遠くで見ていたら ぼろきれの中に 炬燵掛けで藍染があり いただいてしまったこともありました。パッチワーク仲間に話すと 蔵を壊すと聞いたときは そこに後で行って 拾ってきたという人も居て 大笑いしたこともあります。
この民家 一つ作るに ほんのちょっとでいいのですが 色々布が必要で 押入れのあちこち探しました。今でも 残骸があって どうしようと思うのですが 集めたものは大切で なかなか 棄てられません。
使わないなら 単なるゴミなのですが その内ねと未だに棄てられない残り物です。
私の中では埋蔵品なので 何か小物を作っては ああ、少し減ったかなと
ほくそ笑んでいます。