名残の茶ということで 遊びに来ていいよと 誘われました。友達を誘って 二人で出かけました。
「茶味禅味味々一味」
さみぜんみ みみいちみ と読みます。京都の建仁寺の管長であった竹田黙雷老子が 好んで書にした禅語とお聞きしました。意味は とても 良いですよ。
素敵なお花 籠に挿してありました。
やぶミョウガが 咲き終わり 実になっていました。巫女さんが持つ すずのような形に実がなって
大変 可愛らしい実の付き方と思いました。カンザシのようでした。赤く 咲いているのは ホトトギス。
お初にお目にかかりました。清楚な花です。黄色は ハハコ草でしょうか。
庭先に 咲いていたとの事でした。ホトトギスは 色々種類があるのよと聞きました。
初炭を 友だちが やりたいというので 友だちが 初炭
炭が真っ赤になって 湯が音を立て 松籟の音を奏でるには 時間が たっぷり
重箱に ご馳走を詰めてくださり 点心 その後に 源 吉兆の 津谷栗?
里芋は 塩で味付け 色が綺麗よと友立ち
柔らかく 美味しかったです
ちょっと お庭を 拝見して
炭がおこり お湯が沸いた音が聞こえてきて 濃茶を点てていただき 三人で
美味しいねと・・・・・・
それから 秤を出してきて 3.75グラムが 一人分だけど
どのくらい?と計って もう一度 頂く
ものすごい量で・・・・・・・・・でも こんなもんだねとか いろいろ
最近は あまり濃くしない方向だとか・・・・・・
炭は楽しい 特に 後炭は!!!
芝舟 金沢の銘菓 上 薄茶を おかわりしながら・・・
炭の香りは 鼻がバカにならないで 一日香っているんだと 体感しました。
昔 昔の炬燵の匂いかなと思うところもありましたが、一日香らせると 家の中が 清浄されるだろうと
感じました。西日が差すころ 大よそののかた付けを させていただいて
帰りました。
茶の友に感謝の一日でした。
茶ばかりは 仲間がいないと出来ません。
良き師 良き仲間 そして 邪魔にならないほどの ささやかな お道具さえあれば・・・・・・
さあ、私にできる 茶の世界を 日常の世界にも ささやかに・