ちょっと出かけた朝の散歩、狭い路地に聖母像があり その下の天使の口から 水が出ていた。
手を洗うのか それとも 口をゆすいでいいのか‥とりあえず私は手を洗った。昔旅人はここで 咽を潤したのだろう。駅の近くへ。 まだ早いので 人は少ないが 古びた教会があり朝の澄み切った空気が清々しい。
いつもの旅の如く 朝食はフルーツ主体。缶詰の桜桃やパイナップルは 良く出てくる。葡萄、梨、スイカ、オレンジが主、丸ごと出てくるものもある嬉しい。遠慮なくラスランス 葡萄の類は持ってきていただく。
生野菜の刻んだものも ひともりあるが 日本人が すぐ皿にとって そばにあるトマトを載せていくので たちまちなくなる。ドレッシングなんて置いてない。大方 オリーブ油と塩、コショウで 味付けをして食べている。
旅行後 このイタリアの大胆さが好きで 酢と醤油をプラスして 我が家もこれで行きたいと思っている。
さあ今日は 午前中は 市内観光。午後は オプッションでピサの斜塔に行くか自由行動。勿論我々は自由行動。
それでは 午前の部。
歩いていった。石畳の街。10センチ角の石の舗装?で道は出来ている。勿論でこぼこあり。
20分位歩いてドゥーモが見えてきた。迷子になったら 路地から ドゥーモを探すと 道が分かるとガイドが教えてくれた。
ドゥーモの一角が‥ まずは そこを通り抜けて ウフィツィ美術館へ
ルネッサンス黄金期の美しき名画との出会いです。勿論 撮影はできません。
ルネッサンス三大巨匠のレオナルド・ダビンチ、タファエロ、ミケランジェロの作品群でした。
現地ガイドの解説を聞きながら 美術館を巡りました。
ラファエロ 「受胎告知」「自画像」「ヒワの聖母」
ミケランジェロ「聖家族」
ボッティチェリー「ヴィーナスの誕生」「春」
本物との出会い 聖家族などは 小さな作品と思っていたら 大きなものでびっくりしました。
上野の美術館に 「受胎告知」ラファエロが来たときに見に行きましたが もうあれだけで 館外貸し出しはしないとの事でした。大変込んでいたが 上野でも近づいて見られ 細かな植物描写に 感激した。
アルノ川にかかったビェッキオ橋も美術館から見ることが出来ました。
メディチ家の方々が ビッティ宮とヴェキオ宮を安全に行き来するために アムル川の上に 作られた橋
ヴィツキオ宮殿
フィレンツェのドゥオーモ サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂
花の聖母の大聖堂です。1296年に着工して1413年に聖堂、1436年に大円蓋、1887年に正面が完成した。着工から完成までに 約600年間。ドーム屋根を作るために公募で選ばれたブルネレスキは煉瓦の重みに耐えるドーム屋根を作るために 屋根を二重構造にすることを提案し 実際に行われ 美しいアーチが出来た。
三廊式の構造 尖塔のアーチが見える 画家 パウロ・ウッチェロが設計した24時間時計
フレスコ画 じっくり見ていれば 感動するものばかり、建物の大きさにびっくりする