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 ミラノ市内観光です。

ヴィスコンティ家の城を 15世紀に レオナルド・ダビンチもかかわって改装をして スフォルツェスコ家が居城にしているというスフォルツェスコ城です。

 

 あいにくの雨でしたが、それはそれで 自然の計らい、お城が濡れてレンガの色が際立ったでしょうか。

とにかく 圧倒されました。城というより 要塞それも堅固な要塞の城でした。


「なあにい これえ。」という大きさで 団体さんの鑑賞では 全体が写真に入りません。本当は すごく素敵な雰囲気のある城の一角です。

 バスから降りて 城壁に近寄ると 広場の噴水が高くあがりました。

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カメラに全体をおさめることが事ができません。

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城の前に合った掲示板。城の位置は 一番上で 上の一辺が城です。
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客間の天井 ミケランジェロのフレスコ画 暗いので 良く撮れていません

一箇所だけ 綺麗な色が残っていましたが・・・・
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ロンダニーニのピエタ像・・ミケランジェロ


死の三日前まで彫り続けていたというミケランジェロ89歳の未完の作品

ミケランジェロは 三体のピエタ像を彫り 一体は サンピエトロ寺院にあり 乙女のような若き聖母の膝にキリストは抱かれていました。もう一体は この作品の初めの原型です。

 初め キリストの降架を彫ろうとして キリストは完成していたのに 途中で 彫りなおし聖母の肩の部分を使って キリストの頭の部分を 掘ったようです。

 

後に初めのキリストの頭部は 発見され この像にあわせたところ 一致したということです。聖母が命の絶えたキリストを抱き悲しむ聖母マリアつまりピエタは 出来る限り伸ばし締め付けられるような苦悩に満ちた抱擁を表したとありました。

この城の博物館では やはり 別格で ミケランジェロが すぐ近くに居るのではないかと思われるほど 大理石が白く 未完であるだけに 制作過程がうかがえ 新鮮でした。


ガイドさんは 大変この像に心酔しており 感動的に話してくださいました。 

ミケランジェロ89歳の 新しいピエタ像の解釈ということです。


ふうっ 難しいですね。もう少し時間をかけて じっと見ないと・・・・・

でも立ち去りがたかったです。