ハクサンコザクラのブログ
焼け付く暑さにめげず 草取り。猛暑になれば 草も今までほどは 出ないよと 友だちが言っていたが

まだまだ 暑さと雷雨で 絶好調の我が家の雑草。


今年初めての 露草を見つけ 写真を撮りました。

そして、そうそう 何だっけこの色と塚本邦夫著「王朝百首」を 開きました。


つきくさにすれる衣の朝露にかへるけささへ恋しきやなぞ


朝の風に託(ことづ)けよう

ぼくの縹(はなだ)の夏服に

散る一しづくの露

たづねた昨夜(ゆうべ)より

別れ一とき一入(ひとしほ)に

きみがいとしいと


縹、花色は つき草の花を絞って染めた色の名前。現代は露草と呼んでいる草花のこと

鮮やかな群青色も布帛を染めるとくすんだ淡藍、日の光に合えば褪めやすい。

月草摺り 萩摺り、子水葱摺り、山藍摺りと王朝の色目の華やかさは 名ばかり。その儚さは

花の風情とともに・・・・・・・・・抜粋・・・


縹色なんて 素敵です。露草といいたいところを つき草と言って見るのもおしゃれです。

でも、朝顔が咲き出したのを見て 朝顔色の・・・なんて 言っている私ですが・・・・


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備忘録です。縹色の・・・