短歌の師匠と仲間で 大津を旅したときの短歌です
コザクラ地方では見かけない栴檀の花が 咲いていました。
青田を吹き上げる風に 吹かれながら 大ロマンに思いを馳せました。
近江京
蒲生野の船岡山に雅なる万葉人の幻を追う
大きロマン直に偲びぬ山頂の万葉歌碑の雄々しき文字に
蒲生野の青田吹きあぐ風薫るむらさき草の香り立ち来よ
大空を映す近江の海静か比叡の山の霧のまにまに
計らいの如くに霧の晴れ間より近江の海に湧く雲の見ゆ
寂しとも清しかりとも大友の皇子の御陵に五月雨の降る
額田女王(ぬかだのおおきみ)井上靖著
この本のクライマックスは
茜さす紫野ゆきしめ野行き野守は見ずや君が袖振る
女王は 中大兄皇子に 誰が分からなくてもあなただけには 私の気持ちは
お分かりの筈です
大海人皇子は・・・・・・
うーん いいよね。その人の心で詠うって 本当になりきらなくては 詠えない
さあ、今日も 短歌の種を 探そう
新潮文庫の「額田女王」 以前もお勧めしましたが 如何ですか
有名な?万葉人の詩が 出てきますよ
眠り薬になる読み応えのある本です。