私は三十代半ば、独身。
なぜ独身?と、古い日経企業で働く私は、独身は病気では程の扱いを受け、白い目で見られながら暮らしている。
日本を誇る大きな企業で働いていても、相手、田舎者は田舎者。社風は人格まで変える。そこ止まり。恐ろしい。
海外で育ったからか、繊細な性格だからか、違和感にだけはよく気づく。
21世紀、先進国のはずの日本で働く女性は、
日常的に様々なハラスメントと戦いながら、かわしながら、傷つきながら、強くなろうとする鎧を築きながら生きなければいけない現実がある。
頭のどこかに、私だって男性ばりにやるよ!と意識して仕事しなければいけない。
仕事は頭使ってやるものなのに。
トランプ?ハロウィン?ブラックフライデー?
まだまだ日本は自立出来ていない中女子高生の様。自分自身も守れないくせに、トランプに心配したかと思えば、ハロウィンは盛り上がり、ブラックフライデーは次の流行りだと…
感謝祭がない日本がなぜブラックフライデーに乗っかるのか…なぜ金曜日なのか知ってるのか?情け無い。
かと思いきや、調子が良い時には自国の文化を主張する割に、自信がないからか他国のお祭り事にまで、もはやその国で祝日でもない事に便乗する。
ハロウィンやブラックフライデーはウン10年前からあった。
そんな日本のチャラさは、本質を見抜く外人は見抜いている。日本で社交する外国人は仕事目的か、本国で開花出来ない人か、遊び目的か、経済的理由あり。
本質を見抜く外国人は日本に来ると鬱になり、去る。
女が胡散臭い男を見抜く様に。
この国の男性は個性やエゴの塊で、海外文化に酔い、自分自身の開花より他文化からの刺激に逃げ、真似し、益々男性らしさを失い、女性には女らしさを求め、本来美しいと称されるべきの紳士さを失っている。帰国子女なんて偉くない。自国で育った貴方のプライドは?と思う。
その姿勢は第二次世界大戦が終わった頃から変わっていない。
その中、企業はダイバーシティーの文化に追いつこうと必死であり、日経企業ではどっちつかずの矛盾の塊の企業もある。
誰がこんな国で暮らしたいと思うのか…
タイの安いビーチあたりで、太陽眩しいわぁと言いながら、結婚する年齢だからと探して見つけた相手と築いた家族とより、本気で愛する家族と毎日ビーサン暮らしをしている方が幸せであると思う。
本当弱くずる賢いが、つめが甘い国に産まれてしまったなと思う。
海外で育ち日経企業で生きるには、精神疾患になるかしかない。