変数
■変数とは、データを格納する入れ物。
■定数と違って、変数の値はプログラムの実行中に変更できる。
■変数名および変数のデータ型を宣言するには、Dim/Private/Publicステートメントを使う。
[ 参考 ] 変数の定義 Dimステートメント Privateステートメント Publicステートメント 変数の名前付け規則
変数の名前付け規則
●文字は、英字・漢字・ひらがな・全角カタカナ・数字・アンダーバー( _ )が使用できる。
●先頭の文字は、数字または記号以外の文字。
●スペース、ピリオド( . )、感嘆符(!)、その他の記号などは使用できない。
●半角255文字(全角127文字)以内。
●VBの予約語(関数、ステートメント、メソッド)と同じ文字列を変数名にすることはできない。
●同一の適用範囲内で同じ名前の変数を宣言することはできない。
Subステートメント
Subプロシージャの名前、引数、及びプロシージャの本体を宣言する。
基本構文プロシージャの定義
Sub 名前(引数1、引数2、…)
処理
End Sub
[ 書式 ]
[ Public | Private ] Sub name [( arglist )]
[ statements ]
End Sub
Public ・・・省略可能。すべてのモジュールのプロシージャから参照できるSubプロシージャを宣言するときに指定する。
Private ・・・省略可能。記述したモジュール内の、他のプロシージャからのみ参照できるSubプロシージャを宣言するときに指定する。
name ・・・必ず指定。変数の基準的な名前付け規則に従って指定する。
arglist ・・・省略可能。Subプロシージャを呼び出すときに、Subプロシージャに渡す引数を表す変数のリストを指定する。複数の変数を指定するときは、カンマ( , )で区切る。
statements ・・・省略可能。Subプロシージャ内で実行される一連のステートメントを指定する。
Public、Privateを指定しないときは、Subプロシージャは、Public(デフォルト)になる。
Subプロシージャを呼び出すには、Callステートメントを使う方法、Subプロシージャ名だけを書く方法の、2種類がある。
Resumeステートメント
エラー処理を実行した後に、プログラムを再開する位置を指定するステートメント。
エラー処理ルーチンの最後に記述する。
[ 書式1 ] エラーが発生したコードに戻る
Resume [0]
[ 書式2 ] エラーが発生した次のコードに移動
Resume Next
[ 書式3 ] 指定した行ラベルに移動
Resume 行ラベル名
[ 参考 ] エラー処理ルーチン