Access VBA -2ページ目

変数

変数とは、データを格納する入れ物。


定数と違って、変数の値はプログラムの実行中に変更できる。


変数名および変数のデータ型を宣言するには、Dim/Private/Publicステートメントを使う。



[ 参考 ] 変数の定義 Dimステートメント Privateステートメント Publicステートメント 変数の名前付け規則

変数の名前付け規則

●文字は、英字・漢字・ひらがな・全角カタカナ・数字・アンダーバー( _ )が使用できる。


●先頭の文字は、数字または記号以外の文字。


●スペース、ピリオド( . )、感嘆符(!)、その他の記号などは使用できない。


●半角255文字(全角127文字)以内。


●VBの予約語(関数、ステートメント、メソッド)と同じ文字列を変数名にすることはできない。


●同一の適用範囲内で同じ名前の変数を宣言することはできない。

Subステートメント

Subプロシージャの名前、引数、及びプロシージャの本体を宣言する。

基本構文プロシージャの定義

Sub 名前(引数1、引数2、…)
  処理
End Sub


[ 書式 ]

[ Public | Private ] Sub name [( arglist )]
  [ statements ]
End Sub


Public ・・・省略可能。すべてのモジュールのプロシージャから参照できるSubプロシージャを宣言するときに指定する。
Private ・・・省略可能。記述したモジュール内の、他のプロシージャからのみ参照できるSubプロシージャを宣言するときに指定する。
name ・・・必ず指定。変数の基準的な名前付け規則に従って指定する。
arglist ・・・省略可能。Subプロシージャを呼び出すときに、Subプロシージャに渡す引数を表す変数のリストを指定する。複数の変数を指定するときは、カンマ( , )で区切る。
statements ・・・省略可能。Subプロシージャ内で実行される一連のステートメントを指定する。


Public、Privateを指定しないときは、Subプロシージャは、Public(デフォルト)になる。

Subプロシージャを呼び出すには、Callステートメントを使う方法、Subプロシージャ名だけを書く方法の、2種類がある。




[ 参考 ] Subプロシージャ  変数の名前付け規則  引数






Resumeステートメント

エラー処理を実行した後に、プログラムを再開する位置を指定するステートメント。

エラー処理ルーチンの最後に記述する。


[ 書式1 ] エラーが発生したコードに戻る

Resume [0]


[ 書式2 ] エラーが発生した次のコードに移動

Resume Next


[ 書式3 ] 指定した行ラベルに移動

Resume 行ラベル名



[ 参考 ] エラー処理ルーチン

ルーチン

特定の処理を行うプログラムの一連の命令の集合体のこと。