おうち英語も子育ても北風と太陽に学べ
有名なイソップ童話の「北風と太陽」
読んだことありますか??
ある時、北風と太陽が力比べをすることになるんですが
その方法はというと
道を歩く旅人の服を脱がせた方が勝ち、というもの。
まずは北風がお得意の冷たい風を思い切り旅人に吹き付け
服を吹き飛ばそうとするんですが、、、
旅人は寒いので背中を丸めながら、
服を抑えて歩きます。
北風が風をさらに強めると
なんと旅人はさらに服を着込んでしまいます。
結局北風は疲れ果てて諦めます。
次は太陽の番。
太陽はただただ空から暖かい陽の光を地面に送りました。
ポカポカしてきた旅人は自ら一枚、また一枚と服を脱ぎ、
暑くなってきたので服を全部抜いて気持ち良さそうに川に飛び込みました。
勝者は太陽。
と言うことでこの話から得られる教訓は、ざっくり2つ。
①手っ取り早く乱暴や強制したりして成果を得ようとするより
しっかり着実に物事を成した方が良いということ。
②無理に相手を動かそうとすると逆効果になる可能性があるが、相手に自ら動いてもらおうと行動すると、快く行動してくれる。
これ、子育ての中でもとても重要な視点だと思うんです。
私たちはついつい命令や指示をして
子供を動かそうとし、
子供がイヤイヤしようものなら
力づくで動かそうとしてしまったり
つい感情的に怒ってしまったりしますよね。
でも、それってまるでこの北風さんのやり方
そこで先日、太陽さんのようなやり方を育児の中で試したら
お互いハッピーで過ごせた案件を3つ紹介します。
案件①オムツ替えたいのに来てくれない問題
うちの子、おむつ替えるよ〜って言ったら、、
逃げます
遠くからめっちゃニコニコしながら
こっちを見るんです。
半分嫌、半分冗談、みたいな感じでしょうか。
ここでついイライラして
「ほらはよこっち来んね!!!もー!はーやーく!」と言っても
なんだかこちらのイライラが増すだけだし
強制連行してもいいけどどうせ抵抗されるし
あまり手荒な真似はしたくない。。
なので「早く来て、お願い」と下手に出ても
ニヤニヤするだけ
早く替えてしまいたいのに、
こっちもやることあるのに、
とイライラしますね〜
そこで、、、、
太陽流解決策▶︎瞑想する
はい、いきなりどう言うこと?
と思うかもしれませんが
あぐらかいて、目を閉じて、瞑想ポーズして
息子が近寄ってくるのを待ちます。
これ、私自身の心も静まっていいんですよね
そんなんでくるのか?
と思いますよね。
来るんです。
来たんです。
私もびっくりです。
完全にうちの子だけかもしれないので
他の子にも当てはまるかわかりませんが
うちの子、こちらが目瞑ってると、
「寝てるのかな?」ってイタズラしにくるんですよね。
その習性を活かして
眠ったふり、みたいな感じで待ってたら
膝の上にちょこんと座りに来ました。笑
これ、夫にも教えてみました。
すると夫にも効果あり!!!
お互いストレスフリーで
まさに太陽流の解決方法
ぜひお試しあれ。
案件②外食時に食事に集中してくれない
さっさと子供にご飯食べさせて
自分の料理楽しみたい私。
なのに・・・
途中からご飯を口から吐き出し始めたり
どうも進まなくなり、、
イライラ〜!!
ですよね。。
太陽流解決策▶︎一旦やめる
でもここで食え食え言っても仕方ないし
なんだかおもちゃの車で遊んでいたいようだし
一旦ストップ。
私もう自分の食べ始めちゃお。
と息子の食べたくない意思と私の食欲を尊重
私が美味しそうに食べていると・・・
息子も食べたくなってきたのか、
再びご飯を指差し
食べる意欲を見せ始めた!!!!
そしてなんとか、取り分けたご飯分
完食したのです
北風のように意地でも食べさせようとしなくてよかったです。
食べろ食べろと言うほど、食べなくなる生き物ですからね。一才児なんて。
案件③散歩中、立ち止まって動かなくなる
これも1歳児さんあるあるでは??
うちの子も色々興味津々。
好奇心旺盛なのは良いことなので
極力本人が動くまで待ちますが、、、
流石にそろそろ行かね????????
って時もあります。
最近で言うと、うちの子
商店街にあるベンチに座るのにハマっていて、、、笑
ベンチに座らせろ!と言ってくるので
一旦座らせました。
しかしまあそこから動こうとしません。笑
一緒に座って休憩したけど
まだまだ座っていたいお年頃。
でもその日は美容院の予約をしていて
こうなることは見越して余裕もって家を出て
もう美容院自体も目と鼻の先くらいまでには
来ていたのですが、、
遅刻はできませんからね。
そろそろ歩き出したいのです。
太陽流解決策▶︎数えてみる
まあ無理に担いで行くことも
できなくはないですが、、、
あまり好ましくないですよね。
そこでダメもとで
「よし、今から10秒数えるよ。10秒経ったら行こうか。」
と
言ってみた。
「1、2、3、4、5、
(息子の表情は無。周りを観察している様子。)
6、7、8、9、、、10!よし行こう!」
息子をベンチから降ろしてみる。
すんなり。抵抗なく!
歩き始めた息子
どうやら納得してくれたらしい。
なんだ、意外と話せば(?)わかるじゃないか。
無理矢理しなくてよかった。
相手を動かすのではなく、相手が動きたくなる工夫
子育て、本当にこれに尽きる、、、!!!!!
無理に相手を動かそうとするって
北風さんみたいにすごくエネルギー使いますよね
まあ心に余裕がなくて
太陽流の、相手が動きたくなる工夫をするのも考えるのも
難しい時も勿論あります。
それはもうしょっちゅうです。
ただやっぱり、太陽流のやり方がベストなんだなと
お互いが嫌な気持ちにならずに済むからね。
子供は楽しければ、楽しそうなら動くそうです。
いかに楽しそうな雰囲気を作れるか、ですね。
・・・心に余裕がない時はそんなのム(もごもご、、
子供を無理矢理動かしそうになったら
「北風と太陽」を思い出してみてくださいね。
ちなみに…
おむつ替えの時の瞑想作戦はもう効きません(数日かけてこれを執筆している間に、、、)