
ちょっと時間が空いたので、前に言った失敗談でも…
いい師匠につけて、ピアノも上達すると、
本人より、母親が天狗になってしまうもの…
だって、師匠は東京芸大出身、弟子をたくさんドイツに留学させているし、音大にもたくさん合格させているし、
ピアノ発表会とは言わせない、門下生コンサートという、グレードを上げたものを作り上げる、そういう方でしたので…
母親が、こんな世界を見ると、娘も音大に行かせたい、というのが、夢から目標へと変わってきます。
でも、うちにはお金がありませんでしたので、
バブルのときに、父親の仕事を独立させたり、自分も働きに出たりし、家事と育児を疎かにしはじめました。
それでもお金が足りないのは、母親が贅沢三昧をし出したせいなのだが、
音楽科のある公立高校があると知った途端、
学費だけで音大に行けるものと勘違いし、受験三ヶ月前に、
「受けなさい」との指示。
地元の普通科の高校を一つでもレベルを上げたいと、勉強も頑張ってただけに、
急な進路変更に戸惑いを隠せなかった…
だから、練習に身が入らず、
ピアノの先生は必死で私に厳しく指導するし、だって、ベートーベンのソナタの二巻の16番が課題曲だったし…
受験には、ピアノの実技以外に、ソルフェージュや新曲視唱、聴音もあるので、習いに行かないといけなくて、
また紹介された先生が全然よくなくて、
家が汚いわ、まともに教えないわ、小さい子どもが邪魔するわ、
挙げ句の果てには、関係ない私のピアノにまで口出しするわ…
中三の私にとって動揺するばかり…
最悪だったのが、受験番号が一番で、朝イチから実技や面接を受けないといけなかったこと。
悪いことが重なり合って、合格なんて遠退くわけです…
一番の原因は、母の無知さと無恥さかなあ…
受験者の母たちの会話レベルに、びっくりし、自分を恥じたみたい。
そして、私は落ちてせいせいしたけどね

私のピアノのレベルは高くないというのは、私が一番分かってたから…
次回は、じゃあなぜ音大は行ったのかをお話したいと思います

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