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40代半ばの男が今思うこと

『インドは東アジア地域包括的経済連携(RCEP)を巡る交渉から離脱する意向を明らかにした。インドを除く15カ国は、2020年の協定署名を目指す。インド外務省のビジェイ・タクール・シン氏は4日、バンコクで記者団に対し、政府が交渉からの撤退の決定を他国に伝えたと述べた。国益を踏まえた上での決断だとしている。
別の当局者は、モディ首相がサービス業の労働者や農家を保護するためにRCEPへの不参加を決めたと述べた。インドは他の15カ国に対し、赤字を巡る懸念への対応やインドのサービスや投資への市場開放を求めていたと、同当局者は説明した。』

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-11-04/Q0G94L6K50XW01

 

自分としては、インドが最後までゴネてRCEPの内部崩壊を狙うという読みだったのだが、早々にインドが撤退するとは予想外の展開だな。(笑)
ここで問題となるのが今後の日本の対応であり、上記ブルームバーグの記事によるとインド抜きの合意を目指すような書き方をしている。

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51780160U9A101C1NN1000/

『交渉参加国の間ではインド抜きの合意を検討せざるをえないとの声もあるが、日本は明確に反対している。インド抜きでは中国の影響力が突出する恐れがあると警戒しているためだ。20年の妥結に向けては日本の交渉力も試される。安倍首相は首脳会合で「20年の議長国ベトナムと協力し、署名に向け主導的役割を果たす」と強調した。』 

ところが上記日経の記事によると、日本はインドと一蓮托生というスタンスであり、このままインドと一緒に離脱することは十分あり得るのだ。日印が抜けたらRCEPが崩壊するのは確実で、ついでに他の参加国をTPPに誘って「中国包囲網」を更に拡大することもあるかもしれない。安倍総理が提唱してきた「セキュリティダイヤモンド構想」はアメリカを巻き込んだ「インド太平洋戦略」へと進化しており、この期に及んでのRCEPは不要であるばかりか、我が国の安全保障戦略に対して障害以外の何物でもないのである。

そもそも我が国がRCEPなんぞに交渉参加しているのは、民主党政権の置き土産であり、中国と共に言いだしっぺなので仕方なく続けていると考えている。なお、丁度一年前にRCEP関連記事を書いているので、興味のある方は読んでみてください。

「RCEPは間違いなく頓挫する」

https://ameblo.jp/mskosaka/entry-12419272419.html