第三話 「スノーボードⅡ」
車の中が突然明るくなった
江里子がめっちゃ元気やから
予定通り8時頃にゲレンデに着いて着替える
江里子と友里は着替えにゲストハウスへ
舞子はいつもどおり助手席でお着替え
あっ先言っときますけど
舞子と付き合ってませんので
下に全部着てるから車で着替えただけですよ
ボードウェア着た女の子はみんなかわいいっすね
見とれてしまいます
でも、そんなマジックに易々とひっかかりません!
すべりにいくぞ
舞子と友里ある程度滑れるようで二人でどんどん滑っていきます
で、江里子はというとスキーはできるけどボードは2度目ぐらいらしく
ほとんど滑れません
行きたい方向に行けないみたいですね
「先行っていいよ」って言われたけど
そう置いてくわけにもいかんし
ずっと付いてあげてました
滑ってはこけて滑ってはこけて
後からずっと見てて
こけたら追いかけて手を貸してあげて起き上がる
また滑る、こける、手を貸してあげる、起き上がるの繰り返し
ちょっと上り坂があるとスピードが足りず止まってしまう
手を貸してあげて山を登る
と、ちょこちょこ手が触れ合う
江里子は何も感じんと手をつないでたかもしれんけど
なんかグローブの上からやけど
なんかドキドキする
なんやこの感じは・・・
いつもやったらこういう遅い子にずっと付いていくのしんどいしイヤなんやけど
全然嫌な気せえへん
どっちかって言ったらなんか楽しい
リフトであがってリフトまで降りるのに約1時間近くかかる
普通に滑ったら10分ぐらいなんやけどな
なんとかこけながらもリフト乗り場へ
・・・舞子と友里がいない。
待たんと先にリフトで上上がったみたい
女の子って結構自己中多いよなって心の中で叫びながら
江里子と二人でリフトに乗る
第二話 「スノーボードⅠ」
ボードに行く当日
いつもより遅い出発
舞子と友里を乗せて大阪を2時過ぎに出発
江里子は愛知で合流することになっている
5時ごろ江里子と待ち合わせしたICに到着
江里子はもう来ていた
お父さんに送ってもらったらしい
お父さんにもちゃんと挨拶をして
「娘さんを下さい。」
なんていうわけないやん
結婚の挨拶じゃなんやから
いざゲレンデへ
ICでUターンするときにコンビニによった
江里子がお弁当を作ってきてくれた
コンビニでお弁当を食べる
おにぎり、卵焼き、煮物などなどあと味噌かつもあった
お弁当は江里子が作ったらしい
「いただきまーす!」
・・・うまい。ほんまにうまい
感動してしまった
江里子が料理できるのしってたけどほんまに作ってきたとは
料理できる子ってほんまええよなって思った
おなかもいっぱいになったし
しゅっぱーつ!!!
高鷲へ向った
第一話 「行方」
「店長早いほうが言いと思うんで」
店長を呼び出してやめる事を伝えた
「わかった。」
店長の返事はたった一言だった
このバイト(白きり)を始めて11ヶ月目のことだった
辞める理由は会社に対しての信頼度の低下
約束を守らない店長
3月になってバイト(ばつ)も見つかって
3月中は2つのバイトをかけもちすることになった
そんななか白きり仲間の舞子、千紗とスノーボードに行って
滑り終わった車の中で
舞子が「来週も行こう」って
誰誘うってなって
千紗がムリやから二人必要になった
同じくバイト仲間の江里子と友里に声かけて
一緒に行くことになった
まさか、これが恋に発展するなんて
このときはまったく思ってなかった。