こんにちは😃
昨日、北区役所の方々との勉強会に参加してきました✨
こちらの勉強会は、北区役所の福祉職の方々が開いているもので、福祉だけでなく様々な視野を広げるということで、ゲストを呼んでの勉強会や職員提案を考えたりされているとのこと。
自分の職種以外ことも、時間外に積極的に学ぼうとする姿勢が意欲的で素晴らしいですね‼️
勉強会の開催場所は、北区王子にある北区子ども家庭支援センター(通称、子家センと呼ばれてます)。
詳しくは、こちらのパンフレットをご参照ください。
外部参加者は、東京都、世田谷区、江戸川区の職員で、それぞれの仕事や仕事以外の活動について話をして、ざっくばらんな意見交換をさせていただきました😄
お菓子とお茶でもてなしていただき感謝です💕
私からお話させていただいたのは、『ノンパ』を主とした自主活動グループいわゆる『公務員の第3の場所』の話。
☑︎ノンパが埼玉県と東京都の自治体職員有志で始まったこと。
☑︎やりたいことが分からず、組織の中でモヤモヤとしていた頃、ノンパの仲間と地域のNPOやコミュニティカフェ等の活動に参加して視野が広がったこと。
☑︎自主活動で出会ったNPOや他自治体職員とお話して価値観が変わり、地域に出る公務員を増やす為の役所の業務改善など新たなやりたいことが出てきたこと。
☑︎今後は、ダイバーシティ&インクルージョンなど新たなテーマによる会やコミュニティを楽しむことで都市生活をアップデートする企画にチャレンジしていきたいこと。
などをお話させていただきました。
一言でいうと、『公務員の第3の場所』としてコミュニティを作って自主活動するのは楽しいから、みんなもやろう‼️ということです✨
そして、世田谷区の参加者からも自主活動『せたがや若手職員自主勉強会』でサイボウズ(株)の青野社長と世田谷区の保坂区長との対談を実現させて、世田谷区長のイクボス宣言に繋がったお話がありました。
さらに、今は『働き方改革』を行うために、労働組合に対して、若手のワークショップの意見を取り入れた取り組みを行うように求めているとのこと。
世田谷区の自主勉強会は、学ぶことだけでなく、組織を具体的に動かして風土改革に繋げている点がとても素晴らしいですね✨
そして、メインの児童福祉のお話として、外部参加者の世田谷区と江戸川区の方々からは、児童相談所開設準備のお話がありました。
東京都から特別区に児童相談所の移管が予定されており、早い自治体では2020年4月にも新たに区営の児童相談所が開設されるとのこと。
東京特別区では練馬区以外が開設を予定しているそうです。
そもそもなぜ移管することになったかは、世田谷区が公表している資料が分かりやすいので、こちらにアップします。
世田谷区資料によれば、『区民生活に密着した基礎自治体として、(中略)児童相談所と子ども家庭支援センターが一体となり、一元的かつ地域の支援を最大限に活用した総合的な児童相談行政を実現するため。(引用終わり)』とのことです。
そして、手を挙げた区は、現在、準備に追われており、東京都児童相談所に職員を派遣したり、児童相談のマニュアルを作成したり、体制を整えるための人材確保・育成などなど、やることが山積みとのことですが、担当職員の方々は、子ども家庭支援センターなどの現場の方々と連携をして、準備に努めているとのことでした。
目黒区の痛ましい事件があり、子どもの権利を守るための体制を整えることは、自治体の急務だと思います。
実際にお話を伺うと、児童相談の現場は、本当に過酷な状況のようで、児童相談の現場にいる職員は、日々頑張っており、本当に頭が下がります。
そうした中で、紙ベースでの処理やシステム化されていない業務も多いようなので、IT活用やシステム化などで情報共有できる体制を整えて、少しでも効率化を図り、現場の職員が子どもへの支援に注力できる体制確保が求めらていると感じました。
そして、お話の後は、参加者同士の意見交換。
お互いの区の情報共有のやり方や、福祉職のジョブローテーション、過去の子ども支援と現場の子ども支援の状況の違いなど、活発な意見交換が行われました。
こうして他区職員同士がオフでも集まって、ざっくばらんな意見交換をして情報を共有することは、お互い視野を広げるという意味でも、とても意義があることだと思います。
こうした積み重ねの先に、子どもや子育て世帯が住み易い街が出来てくるのではないか、そう感じました😄
福祉の現場を学べて、とても面白かったので、またぜひ参加してみたいと思います✨
北区の方々、本当にありがとうございました‼️




