先日もらった病理結果に書いてあった。
これから受ける治療やって
10年後生存率 72%
"ガン"というのは恐ろしい...
手術入院したとき看護師さんに言われた。
"ここは内科病棟なんですよ〜"
私が本来入院するはずだった外科病棟は、
コロナ病棟となっていた。
手術待ちをかなりした。
よそから転院して来たし、大きな病院だったからそこは仕方なかったかも知れないが、その前の総合病院でも初診時は2週間ぐらいで手術予定できると言いながら、術前検査が終わりいざ手術となれば約2ヶ月先だと...
進行速度が速いタイプだと生検の結果で言われていたので焦りもあり"話が違う"と言ったら、
"コロナで手術室を制限してる"
との事だった。
先日、神奈川県で『不急の手術』を3ヶ月程度延期要請というニュースが流れた。
不急...
確かに、今すぐ死ぬわけではない。
重症になる可能性のある患者を救わなければいけないのもわかる。
でも、ガン患者にとって数ヶ月は大きく感じる。少しでも長生きしたい。
術後の病理結果では、リンパ節転移が数個確認され血管侵襲もあることがわかった。
入院を待っている間に血管やリンパの流れに乗って検査には出ないほどの微小のガン細胞が身体を巡っていたわけだ。
それが、初診時は無かったが数ヶ月待ってる間に不意に肝臓や骨などに遠隔転移していたらどうしてくれるんだ?と思ってしまう。
あと10年生きれたはずが、
5年しか生きれなかったとしたら?
コロナに関係ない患者までも
命の選別を受けている感じがする。
他の病気で気を揉んでいる方もいるだろう。
今ある環境で生き抜くしかない。
なんという世の中になったのだろう...