忘れないうちに書き起こそうと思い、
こんな深夜にこれを書いています。
コレペティの先生はすごい!と
心の底から思いました。作品のことを
深くご存知で、分析されて、勉強されて
楽譜を読んで、書いてないことも読んで。
学生さん達の秘孔を突くかのように
次々と課題をフォーカス&フォロー。
学生さん達、素晴らしく美しい声
だったり、 とても研究してこの日に
臨んでいるのがわかりますが、
先生方の突っ込みにタジタジになり
考え込む場面もしばしば…

声楽公開講座。
プリマドンナでいらっしゃる
佐藤しのぶさんと、声楽のリサイタル
などではピアニストとして、
オペラ制作の場ではコレペティとして
大活躍の森島英子さんのレッスンが
聴講できるということで、楽しみに
でかけました。
しかも、課題はボエームですし。
特に大事なこととして…
ノック。(私の書きなぐりに
変な絵がかいてありますが、笑)
ミミのノックはとても重要。
佐藤しのぶさんは、かつて
このノックだけを少なくとも
30分くらいずっと稽古したことが
あるそうです。
(冗談で“千本ノック”と…一同笑)
音楽的でなくてはならない。
強すぎず、弱すぎず…
そのあとの主役のミミの登場は、
「すみません…(和訳)」
主役なのに「すみません」
これでも、『ザ・主役』という
インパクトで登場しなくてはならない。
この世で一番美しい「すみません」を。
以下は、私のなぐり書きメモの
書いてある順に。
(よめないのもあるー)
表現はオーケストラが奏でている。
ミミのテーマは、出逢いの回想。
恋に落ちた時の幸せな気持ち。
いつミミは咳がでる?
→ドキドキすると、
血の廻りが激しくなる→咳がでる。
ミミは、病気。
ヴィオレッタも病気。
とはいえ、しっかり歌おうとして
時々忘れそうになる(笑)
ミミの意思で転調させる。
自分が空気を変える。
オペラを歌うとき、
どういう風に聴こえて
どういう風に見えるか。
鍵は落としたのか、落ちたのか。
気絶したことがなければ、
実際はわからない。
想像力のために、本を読んだり、
映画を観たり、引き出しを増やして。
キリストの生まれる時に愛が生まれた
「ラ・ボエーム」
お釈迦様の生まれる時に愛が生まれた
「蝶々夫人」
様々な演出があるけれど、基本は
プッチーニがどう書いたか。
(楽譜と向き合うこと)
楽譜に書いていないことも、
書いてあることのうち。
魔法をかけるのはミミ
かかるのはロドルフォ、客席。
火、炎、は恋の象徴。
などなど…まだまだ金言はたくさん
あった気がします。
こんど、フリットリや、ストラータス
のDVD観てみよう。
「遺言」(笑)とおっしゃって
強調されたのが、
暗闇で手を取られた時に
「あっ!」というところのこと。
そこで、森島先生より、
ここの表現は、プッチーニは楽譜に
どう表現しているのか。
楽譜は息をはくことを書いて
あるなかで、ここだけは吸うのでは、
とか…考えてみましょう。
との言葉でしめくくりでした。
私の感想は、オペラ歌手は、
歌が上手く美しく歌えるのは当然で、
さらに演技や解釈をどう客席の
隅々に届けるか、という お仕事。
すごいことだ、と実感したことです。
なお、過去の公開講座はYoutubeに
あとからアップされているものも
あるので、今日のもそのうち
アップされたらいいなあ、
と思います。






カッコいい!






