本種について
ハチジョウネブトクワガタ(学名:Aegus subnitidus fujitai または一部の文献で Aegus laevicollis fujitai)は、ネブトクワガタの八丈島固有亜種で、原名亜種(Aegus subnitidus subnitidus、本土のネブトクワガタ)との主な違いは以下の点です。
- 大顎(大アゴ)の発達度・内歯の形状
原名亜種 → 内歯が比較的はっきり発達しやすい
ハチジョウネブト → 大アゴの発達が悪く(短め・貧弱)、内歯も弱めor位置・形状に差があるとされる
- 腹部の形状
ハチジョウネブト → 腹部末端の形が本土のものと異なる(より丸みを帯びる傾向など)
- サイズ傾向
ハチジョウネブト → 全体的に小型個体が多い傾向(最大でも30mm前後が上限になることが多い)
原名亜種 → 30mm超えも普通に出る
- その他の細かい形態差
体がやや寸詰まり気味だったり、光沢の強さ、頭部形状の微妙な違いを指摘する人もいますが、これらは個体差と重なりやすいので、あまり決定的な判別点ではないです。
### 生態的な違い(飼育・採集でよく話題になる点)
- 幼虫の生息場所
原名亜種 → 赤く腐った針葉樹系の朽ち木を好む傾向
ハチジョウネブト → 広葉樹の根部・倒木の下の腐植土中が多く、材内よりも土寄りの生活史
- 発生時期・活動
ハチジョウネブトは八丈島特有の気候で5〜8月頃が中心で、歩行性が高め(灯火や材割で採れるが本土ほど材内多産ではない)
### まとめ(実感ベース)
見た目は「本土ネブトの貧弱バージョン」って感じで、大アゴが頼りなく見える個体がほとんどです。
大型でガッシリした内歯付きの大アゴのネブトを見ると「あ、これ本土だな」とすぐ分かるくらい差が出やすいです。
上記の内容はChatGPTより引用。
尚、筆者はネブトクワガタの採集経験がありません。現在の居住地では生息していない為、遠征しようとは思っているのですが中々ネブトクワガタの為だけに遠征ができない今日この頃。。。
2025年7月8日
沖縄への旅行帰りに採集したルイスツノヒョウタンクワガタの産卵セットの材料を購入する為、むし社様にお邪魔させて頂いた所、本種のCBF1が販売されていた為購入。フリーサイズ表記の為測定したところ♂18mm。ネブトクワガタはブリードスペースを余り取らない為、虫を購入して増やそうとしていることを悟られないのが優秀です。
本種は後食を開始する前にブリードが可能な為、すぐ同居をさせます。交尾欲が強い種類なので10分程度で目視にて交尾を確認しましたが念の為(セットを組むのが面倒な為)7日ほど同居させます。同居の際は200ccのプリンカップに床材を少しだけ敷くだけです。
2025年7月22日
産卵セット投入。種親は同居をさせていましたが念の為雌雄共に産卵セットに入れました。産卵セットはUマットを水分多めでボロボロと落とすようにセット。Nマットの方が良い結果が得られると言う情報が多いのですが筆者はCB管理の物は基本的に餌慣れをしていると判断し、Uマットにて管理します。水分量の目安としては握ったら水がかなり滴るくらい。
管理温度は23℃~26℃。
2025年11月中旬
割り出し。写真を残していないのですが74匹の幼虫を得られました。プリンカップで個別飼育するのが面倒な為、1400ccに10匹ずつ管理。余った4匹のみプリカ200ccに投入。
ネブトクワガタ全般に言えることですが環境の変化に弱い為、産卵セットのマットを使用するのですが、幼虫飼育する際に水分量が多いと羽化不全率が格段に上がるため新品のUマットと産卵セットを混ぜてちょうど良い水分量に引き伸ばします。水分量の目安としては握った時に水分が染みでないくらい、一般的な産卵セット程度です。管理温度は23℃~25℃。
2026年1月
ボトルを確認してみると幼虫が側面から見られなくなった為、繭玉状態にして管理。誤って蛹を割り出した場合は人工蛹室にて管理を行います。繭玉形成をする種は総じて人口蛹室での管理が難しいイメージですが、ネブトクワガタの場合は今のところ羽化不全は起きていません。人口蛹室の作り方は親指の腹をオアシスに3センチ程食い込ませるだけです。若干窮屈くらいのいいサイズの人口蛹室が作成出来ます。
2026年 1月下旬~2月
早い個体だと、繭玉を揺らすとコロコロという振動が無くなっていた為、割り出すと成虫が確認出来ます。多頭飼育の為、羽化時期がほぼ同時になり管理が簡単になります。
まとめ
今回のサイクルでは♂が25mmと言うなんとも言えない結果になりましたが落ちる個体も少なく、本種の良さが分かる個体が羽化してきてくれましたので個人的には満足です。
♂達はみな親超えをできたので次のサイクルでは多頭飼育組とプリカ単独飼育組を分けて見ようと思います。飼育レコード30.2mmは聖域で、今後それ以上の個体が羽化できるのか?と疑問に思いますが、今回のサイクルでかなりの数を手元に残せそうですので攻めた飼育を行って1mmでも現状のサイズを越せるように尽力して参ります。まぁ小型種の1mmってかなりデカいんだけどネ♡
ちなみに幼虫で使用したUマットは冷凍し、再度産卵セットに使います。
経済的だしエコだし何より財布に優しいネブト飼育!みんなも試してみてね♡


