初心者でも簡単!ニジイロクワガタの繁殖方法🔰


1.初めに


ブリード品は羽化してからすぐには餌を食べません。目安として羽化日から2〜3ヶ月は餌を食べないのでその期間はゼリーを与えない様にしましょう。ティッシュを数枚ケースの中に生体に被さる様に入れて霧吹きをして湿らせると生体が活動開始した際にティッシュがボロボロになるのでオススメです。ティッシュがボロボロになり、活動を確認できたらゼリーをあげましょう。ゼリーを食べ始めてから2〜3ヶ月くらい経つと繁殖が可能(成熟)になります。一般的にゼリーを食べ始めることを後食と言います。ゼリーを食べ始めてすぐ交尾をさせて産卵を行うと無精卵しか産まない、産卵行動をとらないなどのリスクがあります。


2.後食開始〜ペアリング(交尾)まで

後食開始2ヶ月経過してゼリーを沢山食べる様になったらブリード可能の合図です。

ペアリング方法ですが、ニジイロクワガタは同居ペアリングを推奨します。

成熟したオスとメスを同じケースにいれて5日間ほど一緒にするだけです。5日経ったらメスを取り出して下さい。


3.産卵方法

同居ペアリングが終わったメスは1週間ほどゼリーを沢山食べさせて栄養補給をします。

その後産卵をさせる環境を整えた所(産卵セット)に投入します。

ニジイロクワガタの産卵セットには主に、発酵マットを使用した産卵セットと菌床を使用した産卵セットがあります。

オススメは菌床を使った産卵セットです。

オススメの理由としては、卵がすぐ高栄養の餌を食べれる、初心者の方でも菌床の産卵セットを購入してメスを入れるだけで産卵することができるからです。

菌床産卵セットにメスを投入すると、菌床の中にメスが潜っていきます。

体感ですがオオヒラタケ菌床での産卵よりもカワラ菌床での産卵の方が安定して産卵してくれる印象があります。


4.割り出し〜幼虫飼育

メスの産卵行動を確認してから1ヶ月後を目安にメスを取り出し、3ヶ月後くらいにセットの割り出しを行います。産卵行動確認して3ヶ月経ってから割り出しを行うと幼虫は基本1〜2齢で割り出すことができます。割り出した個体は800cc以上の菌糸ビン(種類は問いません)or同等の大きさの発酵マットを詰めたボトルに入れて下さい。

菌糸ビン、マットボトル共に3〜4ヶ月を目安に新品に交換すると良いです。


写真はオリジナル産卵菌床にメスを投入後、4ヶ月で割り出したニジイロクワガタの幼虫

5.前蛹〜羽化

割り出しが2齢だとメスは3〜5ヶ月、オスなら5〜8ヶ月くらいで蛹化(蛹になること)します。注意して頂きたいのが蛹化前に前蛹という蛹になる準備をするタイミングがあります。そのタイミングでボトルを掘り返してしまった場合は人工蛹室に移すという手間が発生してしまうのでなるべく取り出さない様にしましょう。前蛹は幼虫の足が固定されている、腹筋運動をしている、幼虫のお尻が若干透明になっている、という所で見分けられます。前蛹、蛹は非常にデリケートなので触らない様にしましょう。羽化不全や死亡のリスクが高まります。蛹期間3〜5週間を過ぎるといよいよ羽化です。羽化したらすぐ生体を確認したくなりますが、羽化を確認してから1ヶ月は掘り出さないようにしてください。外骨格が固まる前に掘り出して触ってしまうと突然死や生殖機能が失われるリスクがあります。



以上、ニジイロクワガタの繁殖方法でした。

ニジイロクワガタは様々な色があるのでブリードをしていて1番楽しい種類です。



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