マジすか学園 続篇集 -3ページ目

マジすか学園 続篇集

将来、脚本家、報道カメラマン、映画カメラマン、映画監督を目指すものです…

現在、映像の専門学校に通っています。

〇廃房・屋上
   ほくそ笑むノブナガ
ノブナガ「なんだ?まさかって顔だな」
パル「お前が一番反対していたじゃない
   か!」
ノブナガ「確かにな。でも、それは昔の事。
     新たに、メッシ、ミユも仲間に
     なってくれたよ‼」

   壁側にもたれて聞いていた
   アンニンが出てくる

アンニン「ハブならハブ、マングースなら
     マングースらしくチームの垣根
     は越えないでよ。越えられると
     迷惑。痛い目に合わせるほうも
     疲れるの。ねぇ、そうでしょ?
     ダース」
ダース「そうだな!」

   拍手をするノブナガ

ノブナガ「素晴らしい!私がいなくなった
     間にそんなに仲良く会話するよう
     になったなんてな」
パル「一緒に、戦っただろう?」
ノブナガ「一緒に戦った?そんな記憶は無い
     な」

〇所長室

   電話が鳴る
   机に肘をつき、両手で鼻と口を覆う
   鳴りやむ電話。再び鳴る電話
   手に取る秋元

秋元「はい、秋元です」

   電話の相手は看守長

看守長・声「所長、二点ほど連絡事項が」
秋元「簡潔にまとめて」
看守長・声「一つ目、廃房にてノブナガ館が
      争ってます」
秋元「二つ目は?」
看守長・声「二つ目は所長に逢いたいと市議
      会議員の方が」
秋元「そう。議員の方は、貴方が対応して。
   ノブナガは、私が」
看守長・声「分かりました」
秋元「私も、後から行くわ」
看守長・声「承知いたしました」

   電話を切る秋元
   深く溜め息を吐く
   椅子から立ち上がり、部屋を出ていく

〇廃房・屋上

ピース「そんな筈はない!」
ノブナガ「裏切り者信じられない。だから排
     除する。それがクリーナーの鉄則
     お前たちも、いずれは排除される
     んだ」

   コツコツと音を立てる足音が響く
   その音に視線をずらす4人
   ピースだけを見ているノブナガ
   秋元が現れる

秋元「貴女たち何をしているの?」
パル「なぜ、お前がここに!」
秋元「そこの松井さんが、勝手に動くから」
ノブナガ「申し訳ありません。所長」
秋元「何をするつもり?」
ノブナガ「クリーナー養成の為のプリズン。
     いつ裏切るかわからない輩を排除
     しようと」
秋元「私がそう思った時にしてちょうだい」
ノブナガ「申し訳ありません。軽率な行動で
     した。」
秋元「次、貴方が勝手な行動した時、貴女を
   排除します」
パル「アンタそれでも人間なのか?
   ノブナガに何をしたのか知らないが
   アンタのやっている事は鬼畜の所業
   だ!」
秋元「ありがとう。誉め言葉として取ってお
   くわ」

   立ち去る秋元
   後を着いていくノブナガ
   怒りを顕にするパル
パル「それで良いのか?ノブナガ!」

   立ち止まるノブナガ

ノブナガ「ああ」

   ノブナガ歩き出す

〇応接室(15時)

   ドアが開く
   応接室に案内する看守長
   後ろに、スーツ姿の男女
   席に着き、名刺を交換する

看守長「初めまして。私このプリズン・ホー
    プの看守長をしております 出所望と
    申します」
男性「どうも初めまして。私市議会議員の
   横山と申します」
女性「横山の秘書をしています松原と申しま
   す」
看守長「どうぞお掛けください」
二人「失礼します」
看守長「所で、今回は?」
横山「いや、私の所にこういうものが届きま
   して」

   封筒を差し出す
   中を見る看守長
   目を見開く

看守長「これをどこで?」
横山「心当たりがあるんですか?」
看守長「毛頭ないですよ」
横山「所長を呼んでください」
看守長「もう少々お待ちください。ただいま
    別の事案で手が離せない状況にあり
    まして、もうすぐ終わるかと思うの
    ですが」
横山「分かりました。待ちます」
看守長「所長の様子を見てきます」

〇廊下

   靴音をならしながら颯爽と歩く秋元
   目の前に現れるメッシ
   メッシの横を通り過ぎる

メッシ「ねぇ、所長さん」

   歩みを止める秋元

メッシ「私って必要なの?」

   後ろ向きで

秋元「えぇ、必要よ」
メッシ「それは、クリーナーとして?それと
    も、それとも・・・」
秋元「それとも?」
メッシ「それとも、人として?」

   振り返る秋元

秋元「もちろん、人としてプラスクリーナー
   として」
メッシ「人として認めてくれるんだ」
秋元「貴女は、人じゃないのかしら?人じゃ
   なきゃ、貴女は今頃どうなってるのか
   しら?」

   振り返り歩き出す秋元
   後ろ姿を見ているメッシ

メッシ「人・・・」

〇応接室前

   ドアを開け、出てくる看守長
   閉めると同時に来る秋元

秋元「そちらはどう?」
看守長「(軽く叫ぶ)うわー、びっくりした
    もう、少しは気配出して下さいよ」
秋元「で?様子は?」
看守長「所長を待つと言って今中に」
秋元「名前は?」
看守長「横山という名前です」

   封筒に気づく秋元

秋元「それは?」
看守長「何やら、あの方の事務所に届いたと
    か。しかし、まずいですね」
秋元「そうね」
看守長「どうしましょう。一層口封じで殺っ
    ちゃいますか」

   胸ぐらを掴む

秋元「軽率な行動ね。次、簡単に言えば、
   貴方を殺るから」

   震え上がる看守長

看守長「も、も、も、も、も、も、も、
    申し訳ありません」
秋元「行きなさい」

   顎で指示する秋元
   従う看守長

〇応接室

   ノックして入る

秋元「失礼します」
横山「これはどうも。市議会議員の横山です
   宜しくお願いします」
秋元「このプリズン・ホープの所長の秋元才
   加です。こちらこそ宜しくお願いしま
   す」
松原「秘書の松原です」
秋元「秋元です」
秋元「どうぞ」

   椅子に座る3人

横山「お久しぶりです。秋元さん」
秋元「えっ?」
横山「どこかでお会いしました?って顔です
   ね」
秋元「えぇ」
横山「妹がお世話になりました」
秋元「妹?」
横山「警察官時代は」
秋元「もしかして?」
横山「思い出してくれました?」
秋元「由依のお兄さん?」

   急激に動揺する秋元