どーあら
明日からどあらんさんは○○係りに移動です。
半年が経過しようとしているときに
支店長より移動と告げられた。
『移動したら、私(教育係の先輩)は
指導してあげれないから、○木さんから
新しい係りのこと、いろいろ聞いてね。
でも、お昼休憩は一緒だから、ずっーと
○木さんと一緒ではないよ。』
改めて先輩から言われると
現実がついにきたなーと思った。
帰りがけ、○木さんに
「明日からご指導宜しくお願い致します。」
と、ご挨拶をする。
『あっ、はい。』
返事はいたってシンプル。
怖いなー、不安だなー。
業務覚えられるかなー。
と、頭をぐるぐる廻る考えに堪えながら
夜明けが更けていく。
確か寝付いたのは真夜中だった。
また同じように朝が来て
支店に出勤した。
朝のご挨拶を終えると、開店前の準備。
一からのスタート。
早口で説明された業務にあたふたしながら
時が過ぎていく。
『仲良く頑張れそうだね!?』
お昼に先輩から言われたが、
自信を持って「はい」とは答えられなかった。
そして、2日と経ったある時、
『まだ覚えてないの?
昨日も言ったじゃん』
支店中に響く声に小さく震えた。
赤い教育ノートに書く時間すらも
もらえないなか、二回しかしていない業務に
激怒が飛んでくる。
私の覚えが悪いのか、、、
暗い気持ちで出勤するようになった。
教育係の先輩から何があったのかなーと
事情?を聞かれた。
その先輩は季節外れのインフルエンザに
かかり、三日間お休みをもらっていた。
そんな時にあの事件が起こったのだ。
事の流れを話した。
『訂正印押させちゃったね。』
『私がお休みをもらっている間に
こんなことになって、ごめんね。』
その先輩は悪くないのに、そう、そっと
言葉をかけてくれた。
初めて支点で対面したとき、
その先輩はずっと下を向いていた。
三人並ぶ左には下を向いたままの先輩。
真ん中にはにこやかに笑う支店長。
右には笑顔の、女性の中で一番上の人。
あのとき、この子を守ってあげれるかなって
思った。
私もこの支店辛いのに、社会人1年目の
この子を私、守ってあげれるかなって。
その不安から、前を向いて
迎えられなかった。
そう、先輩が話してくれた。
愚痴るように朝から姑のように
話してきた女性には今までも
被害にあった人が多数居る。
私の一つ上の男性社員もゴールデンウィーク後
無断欠勤してるし。。
中途採用で入った先輩もその女性の事で
頭を悩ませていた。
『俺なんて直接指導されてるから
朝から晩までずっと愚痴愚痴言われてるよ。
まだ直接関わらないんだから
どあらんはまし!』
なーんて言われた。
でもこの半年後、私がその餌食となる。。。
1日の業務の流れに慣れてきたGW明けの
ある日。
女性社員(15歳くらい年上の先輩)に
朝の掃除をしていたら
『カウンター拭いた?
ここちゃんと拭いてよね。
これ、あなたの仕事だから。』
朝のおはようございますの挨拶と
お昼の休憩行ってきますの挨拶と
休憩あがりましたの挨拶と
帰りのお疲れ様でしたの挨拶
計4回しか言葉を交わしたことのない人から
突然、朝告げられた怒りのこもった一言。
それまで掃除を怠っていたわけでは
ない。
むしろ、拭き終わった後だしと思ったから
「もう拭き終わりました」
と伝えると
何?口答えするの?といった内容を
言われ、メンタルをやられながら
その日を過ごした。
社会人1年目のひよっこには
業務の内容を覚える為、
人事部から赤いノートを渡される。
これを3ヶ月で文字でいっぱいにし、
人事部へ送るといったシステム。
人事部へ送られる前に、教育係の先輩と
女性の社員の中で一番上の人、
そして次長の印鑑が押される。
仕事の内容は全てこのノートに
記載するようにと言われていたので、
カウンターをきれいに拭くと書くと
教育係の先輩から訂正印を押すように
言われた。
一体どこまでが業務なのか、?が頭を
過り、記載した一連の流れを
説明したところで
ある事件が発覚する。

