携帯のメモリーに遺された携帯の電話番号。
バイト先で知り合った女の子の携帯の電話番号である...。
『私、今月でバイト辞めちゃうんです...。来月から地元を離れて大学に通うんで...。』と聞かされた。
『そうなんだ...頑張ってね!』と彼女に告げると『時々、電話してもいいですか?』と携帯の電話番号を渡され、メモリー登録したのが彼女の電話番号である。
彼女のバイト最終日、簡単なプレゼントを渡すと『私のこと、忘れないで下さいね?約束ですよ!』と彼女に言われた。
大学に通い始めた彼女から『夏休みになったら、そっちに戻りますね。』と言われたのだが、ある日、彼女は大学からの帰り道、交通事故に遭い、亡くなったとの知らせをバイト先で聞いた...。
彼女から『私のことを忘れないで下さいね。』と言わた約束を守るため、僕の携帯には今でも彼女の携帯電話の番号が遺されている...。
追伸:あれから数年が経過し、交際中の彼女から『この女、誰?』と遺された番号を指摘され、全てを打ち明けましたけど、納得してくれたかな?