お元気さまです。


今日も訪問のお志事してきました。


歩行できなくなった96歳のお母様を叱咤激励して、リハビリさせた娘さんの話を聞かせてもらいました。


元々保育士だったというその娘さんは、強い信念を持って、お母様の機能維持に務めておられるらしいのだけども。


そうそう、七緒も保育士してました。


そのあとも女性ばかりの職場に居ます…ってか、今もまさに。


おんなの園のあれこれには、ずいぶん慣れたつもりだったけど、今日もいろいろ目についてしもうたよあせる


一個のことにこだわって、30分以上も電話を独占して家族に聴きとりする方。

そのねちっこさに、ついつい集中力を欠いてしまう方。

電話を使いたい先輩がチクリと嫌味。

どの話にもいちいち反応して、自分の作業がおろそかになる方。

こっそり、面倒なケースを人のケースと入れ替える方。

どうでもいいことを大問題にして、ずっとしゃべって作業しない方。


ホントに全部あたしの中に在るもの。


なのに、何にもなかったかのように涼しい顔して自分の作業に没頭する…ふり。


女性が集団になった時の、なんともいえない腹の探り合いと、足の引っ張り合いの波動がね、嫌なんだ。


漫画の吹き出しみたいに、心の声が読めるような気がする。


染まりたくないって、意識をよそに向ける技を一生懸命身につけた。


でも、それはなんの解決にもなってないんよね。


見ないふりをしてるだけじゃし。


さらに、「染まりたくない。」なんて、傲慢な話。


出てくる感情…全部あたし。


自分で自分を拒否してました。


おんなの園は、七緒にとって必要な学びの場。


多分自分が配置している人生の課題。


「女性性」っていうのも、テーマだなと思う。


半世紀生きても、まだまだ課題が残ってるようです。


これからもずっと、味わい続けるのでしょうな。


明日はどんな気持ちが出てくるんじゃろうか…お楽しみ。


七緒美琉生 拝