6月22日小林麻央さん死去の報道があってからというもの、麻央さんや乳がんに関するニュースが続き、私達も周囲の関心の高まりを感じています。

 

 

しかし実際、「乳がん」とはどんな「がん」で、どうやって診断し、どのように治療するのか等々よくわからない部分も多いのではないでしょうか?

 

 

そこで今回は、福岡でも数少ない“乳腺専門医”として開業されている、しぶた乳腺クリニック院長・渋田健二先生にお話を聴かせていただきました。

 

 

渋田先生は、国立大学病院や乳腺専門病院で勤務する中で、数多くの乳がんの診断や治療経験をされて来ました。

 

 

その経験を基に、先生自身はもちろん、スタッフ全員に浸透した細やかな配慮と温かな雰囲気で、乳房の悩みや不安を抱える多くの女性に安心を届けておられます。

(先生以外はすべて女性スタッフです。)

 

 

乳がんは近年の日本人女性の罹るがんの中では最も頻度が高く、30歳代から増え始め、50歳前後がピークとのこと。



症状のほとんどが痛みを伴わない乳房のしこりで、手術・薬物療法・放射線療法を組み合わせて治療しますが、他のがんと比べて予後の良いがんで、早期に治療を行えば約90%の方が治ると言われているそうです。定期的な乳がん検診や自己検診を行い、早期発見することが何より大切だということがわかりますね。

 

 

乳がん検診では、問診・視触診・マンモグラフィが実施されます。

ただし、乳腺密度が原因でマンモグラフィではしこりがあるかどうかわかりにくい場合もあるようで、そのような状態での“異常なし”判定ではいささか不安も残ります。

 

 

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ここで推奨されるのが、超音波検査(エコー検査)です。超音波検査は乳房内にしこりがあるかどうかの診断に有効なのだそうで、妊娠や授乳のためマンモグラフィが受けにくい場合にも活用されます。

 

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マンモグラフィと超音波のどちらか一方でしか発見できない乳がんもあるため、両方の検査をすることが望ましいようです。

 

 

画像検査でがんが疑われる場合や、画像だけでは良性か悪性かの判別ができない場合には、細胞診や組織診(針生検)が必要になります。

どちらも病変部に針を刺し、抽出したものを顕微鏡で観察するのですが、診断確定のためには組織診まで実施するのが一般的とのことでした。

 

 

組織診では、やや太めの針を用いて組織の一部を切り取るため痛みを伴います。

組織診には必ず局所麻酔が使われのですが、しぶた乳腺クリニックでは痛みを気にせず安心して受けられるよう、細胞診でも局所麻酔を使うという配慮をされているのがとても印象的でした。


 

では実際に乳がんとの診断がなされた場合どのような治療をするのか、についても詳しくお話しくださいました。

 

 

治療の流れや、乳房温存手術を行うための条件、乳房切除術(全摘)後の再建手術の最新事情など、本当にためになるお話ばかりでした。

 

 

小林麻央さんの乳がん公表以来、若年層で乳がん検診を受診される方が増えているそうです。

 


しかし、年間に乳がんと診断される方のうち、35歳未満は全体の2%にも満たないのが現状との事。

 


渋田先生としては、「クリニックで定期的な健診を受けるのは35歳からで、それまでは自己検診をおすすめします。それで気になる時は乳がん検診を受けるくらいの方が体にも優しいのでは。」とのことでしたので、ぜひ参考にされてください。

 


最後に、今回ご協力いただいた渋田先生にはとても感謝しています。お話の端々に、乳がん診断にかける想いや検診を受けられる方への配慮、不安を拭い去れる温かさを感じ、自分の大切な人の診断はぜひ渋田先生にお願いしたいと、心からそう思いました。


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私達の大切なお客様や、周りの大切な方で、少しでも不安がある場合、どうぞお気軽にご相談下さい。



しぶた乳腺クリニック


自己検診の方法

【日本乳がん学会 http://jbcs.gr.jp/