その1の続きです。

 

二週間以内に手術した大きな病院に行ってくれと言われ、

その場でソッコー連絡。

予約がいっぱいだったんですが、無理やり二週間後くらいに予約を入れてもらいました。

 

その間がホント真綿で首を絞められるって感じでジリジリといろんな思いがわいて出て。

めちゃくちゃ不安になったり、大丈夫って思ったり、でも痛みはかなりあるし、

便秘も続いているし、どうなるんだろうって一人悩んでました。

 

いい年して親と同居してるんですけどね、親には弱みを見せたくないというか、

あまり心配かけたくないから、元気にふるまうしかないんですよね。

 

それが二週間続いて、予約診察に行ったら、

「再発の可能性が高い」

と言われました。

というのも、既にとってしまった子宮や卵巣があった場所に腫瘍のようなものが

写っていたんですよ。びっくり。

それを含め、肝臓や肺にも影があるということで、PET検査しましょうということになりました。

 

それが7月下旬。

すぐに検査をとのことでしたが、なんと月末にはBIGBANGの大阪ライブがありまして(笑)

それを「月末で仕事が忙しいから」という理由で検査日を延ばしてもらっちゃいました。

航空券もホテルも手配してしまっているし、友達も一緒だし、めちゃくちゃ席良かったし(笑)

 

そして、

8/9にPET検査をし、8/12に診察。

「やはり骨盤周辺と肝臓と肺に転移してます」との事。

骨盤周辺の腫瘍が大腸を圧迫して、便秘になっているらしいです。

それを摘出できないのかと聞いたんですけど、肛門に近いらしく、

人工肛門になる確率が高いことと、取りきれるか解らない上、取ったところで

再びできる可能性も高い為、手術自体が無駄になるのでしない方が良いとの事でした。

 

残された選択は二つ。

①このまま治療せず、放置する

②抗がん剤治療をする。

 

①の場合は命にかかわると言われました。

おすすめはしないけど、でも、選ぶのは患者さん自身だからと。

②の場合は卵巣がん用の抗がん剤を使用するが、効果があるかはなんとも言えないと

言われました。

 

その上、進行が早いらしく、治療を始めるのはらすぐに結論を出さなくてはならなくて。

しかも、腫瘍の撲滅が目標でなく、現状維持が目標なんだそうで。

通常の癌ならば、回数が決まっているんですけど、私の場合、回数は無制限になってしまうんです。

 

当然、②を選びました。

それ以外、選択しはないですし。運よく抗がん剤が効いて、腫瘍が無くなってくれることを

今は祈るしかないです。

 

8/16から入院、抗がん剤治療を始めることとなりました。

てっきり、日帰りだと思っていたら、この病院では初回は5日間の入院。

次回からは2泊3日の入院で抗がん剤治療をするそうなんです。

 

初回は急性のアレルギー反応が出る可能性があるから、様子を見るという

意味があるらしいです。

二回目からは通院でもいいですよと言われましたが、

朝8:30に病院にきて、血液検査して、点滴して、少し休憩して、

病院でるのは17時くらいになると。

結構、つらいよ?と言われ、とりあえず、入院する方向で治療することにしました。

 

家から病院まで電車で一回乗り換えで1時間くらいだから、

通勤していると考えれば大した事ないかなとも思いましたけど、一回目をやって、

ちょっと通いは無理かも、と感じました。

 

というのも、点滴する時間が5時間あるんですよ。

アルコール成分が入っているから眠くなるし、当然、怠くなるし。

 

そんなこんなで、明日から二回目の抗がん剤治療のため、入院です。

点滴用のポートというものを体に埋め込む手術もするので、

4泊5日くらいになる予定。

 

ポートについては、帰ってきてから書きます。

めげず諦めず、でも、頑張らずに治療してきまーす。

一昨年くらいから、ずっと貧血が続いていて、

近所の産婦人科に二度ほど行ったけど、問題ないと言われてました。

でも貧血はひどくなる一方で。

昨年の夏前に、仕方ないから大きな病院の婦人科を紹介してもらい検査をすると、

「境界性悪性腫瘍」

と言われました。

この病気「癌の中では程度が低い」と言われているらしいですが、

主治医の説明によると、「悪性」と「良性」の腫瘍が混在しているモノ、だそうです。

そして、ほぼ、再発はなく、取ってしまえば問題ないとの事だったので、

昨年9月、卵巣×2と子宮を全摘出手術を受けました。

そして、万が一の再発に備え、三か月に一回の通院生活が始まったのです。

 

余談ですが、アフラックでは癌でも上皮内新生物(←この定義はよくわからん)でもないと判断されましたー。

悪性腫瘍が混じってるのに、ダメなんですねー。さすがドケチなアフラック。

 

で、しばらくは問題なく過ごしていたんですが。

今年の6月くらいから突然、便秘になり始めたんです。

子宮系を取ったり手術すると腸閉塞になりやすいと友人から聞いていたので、

ヤバイかなぁと思いつつ、出るには出るからいいかと放置。

それでも1ヶ月以上続いてるし、だんだん、便が細くなっていくので、ちょっと不安になって

近所の大腸検査等やっているちょっと大きめの病院へ行ったんです。

 

CTを二回ほど撮り、大腸には問題ない。精神的なものじゃないか。と言われました。

肝臓に影があるけど、たぶん、大丈夫でしょう!という結論になりました。

 

が、数日後、病院から呼び出され、

「境界悪性腫瘍が転移している可能性が否定できないので、手術した病院に行ってくれ」

と言われ、紹介状とCD-ROMを渡されました。

 

ここからじわじわと真綿で首を絞められるような状態が始まったんです。

 

続く。

 

初めましての方もそうでない方もこんにちわ。

 

これからブログを再開します。

 

というのも、どうやら症例がすごく少ない病気になりまして。

 

少しでも情報を増やして、今後、同じ病気になった方のお役に立てればと思い、書くことにしました。

 

病名は「境界悪性腫瘍」で、「再発」です。

 

数年振りにブログを書くので、どうなる事やらですが、

 

とりあえず書ける時に、書きたい事を書いていこうと思います。

 

なので、病気の事だけでなく日常の事もつらつらと書いて行くと思いますので、

 

ご興味があれば読んでやってください!