ハロハロハロ~

 

現在、ハロトレでJISをベースにした機械製図の座学を

受講し、AutoDesk社のAUTOCADを用いて様々な作図

課題にチャレンジしている。

 

一番衝撃的だったのは、JISが日本工業規格ではなくなり、

”日本産業規格”の名称に変わっていたことである。

日本独自の方式からISOをベースとした規格に変わって

いたのである、

*大半が国際規格であるISOの日本語訳化だったらしい

 のだが… これは衝撃だった。

 

準拠規格が国際規格に変わったからと言っても、日本の

職人さんたちが準拠していないから作ってくれないと

いうわけではない。日本では昔からの独自規格が未だ

脈々とながれているので、モノを加工することに大きな

支障は出ないだろう。 しかしだ・・・・

 

ヨーロッパとアメリカの巻き込まれていけないし、感じ

る必要もまたまい。

 

移住者は約35年前に加工外注業者の社長さんに図面書き

を叩き込方面の技術屋なので、その当時の図面とは全く

違うルールにカルチャーショックを受けているのである、

もちろん、以前は”CAD”と呼ばれる便利な道具は無く、

すべて手書き(墨入れ)である。

故に、当時は図面書きに失敗が許されなかった時代だった

わけだ。 いまはCADだ、

CADができない仕事ができないなのである。

 

本当に時代の変化は恐ろしいもので、いまの受講生たち

には”いま”が当たり前の常識であるが、昔からの電気系

技術屋を少々かじった程度の機械製図では、グローバル

時代に取り残された感が非常に強いと感じている。

 

いままで、偉そうに教えてきた後輩諸氏(2010年以降)

にはお詫びしたい。申し訳ない。

 

このことは、機械製図に限ったことではない。

 

総じて、”自分のなかの常識は世の中の非常識”なの

である。 このことを肝に銘じておく必要がある。

 

履歴書に 自分のモットーは”自律自啓”である”と

書いた。

いまはモットーからはずれている。知ったかぶ

りとは非常によくないを実感している。

 

自分は知らないから知っている人に声かけして自分

の見聞や良識を広めたていきたいと思う今日このごろ

である。

 

ただひとつだけ言えることがある。

日本国内の加工業者や現場の作業者は図面に少々の意味

深な部分があっても経験則によってモノを作ってしまう

ということである。

日本の加工業者総じて器用だし賢いというころだ

 

ただし、海外のベンダーたちとやりとりがある場合には

いま受講している内容がおおいに役にたつだろう。

 

そのことを信じて、ハロトレでの受講を続けていきたい

と思う。

 

バイバイキーン