ハロハロハロ~
まるかいらーめんをあとにして、久しぶりに善知鳥神社に向かう。
学生時代、青森に帰省して大晦日の元朝参りは決まって善知鳥神社
だったことをふと思い出した。
極寒のなかで意味もなくお参りを済ませた後は、いつもの店でMTV
や小林克也のベストヒットUSAを酒を飲みながら、意味もなく朝まで
ワイワイガヤガヤ…
ただ、そのことだけがうれしくてワクワクした若い時代。
そんな思い出の場所であるのだが、細かな神社の由来や諸々のこと
はまったくわかっていないという笑われてしまう。
知っていることと言えば、青森市はかつて”善知鳥村”と言われ、
この地が青森の発祥の地であり、善知鳥神社はこれに関係している
こと、そして、版画界の世界的偉人である”棟方志功”のゆかりの地
であることである。あまり知られていないが、
失礼しました。
善知鳥神社からわずか行くと新町通りにたどり着く。
かつては、大変賑わっていた大商店街でねぶたも練り歩く
青森駅まで続く青森中心地のメインストリートであった。
現在は、郊外にできた大型スーパーの影響によりこの通り
を歩く人も自動車も薄れ、シャッター街に近い。
なにか悲しい限りである。
前出にあったが、ここから地元の棟方志功記念館に向かう
ことにする。
写真はバス停である。なんか雰囲気が違うので戸惑うところ
があるが、ところどころにあるからバス停なんだろう...
まっ、いっか~
棟方志功記念館は、通っていた小学校と中学校、市民図書館、
青森文化センターのすぐ近くで、馴染みがある場所である。
聞いた話によれば、近い将来閉館となり所蔵品は県立美術館
に移されるのだそうだ。
棟方志功の版画は、いまの人たちには興味を引かない美術品
になってしまっているということだろうか。維持が難しい?
棟方志功の数々の美術品については、何としても後世に伝え
てもらいたく、学芸員の方々にはがんばいただきたいです。