疲れた日には
お酒を飲んで
ほろ酔い気分が
気持ちいい

そしてその快楽のなかで
ただ黙って
私の前で正座し
ただ私を見つめるお前で
少し遊んでやるのも
また快感


『お前もこれ、欲しいの?』


せっかくの美味しい
楽しいお酒
お前にもわけてあげなくちゃね


『ほら、後ろ向いてごらん?』
優しい声で導いてやる

すかさず正座したまま背中を向ける


ふと立ち上がり私は
ヒールのかかとで
その背中を蹴り倒した

『違うだろ!その汚い穴
突き出せって言ってんの!!』


怯えて謝るお前に
私はますます楽しくなる
そしてだらしなく突き上げる尻に
平手で一発
あうっと呻くお前の白い尻には
私の真っ赤な手形が
綺麗に映える


『相変わらずきったない穴ねえ…』


またも謝るしか
能のないお前


そして私は徐に立ち上がり
テーブルの上のワイン瓶を手に取る


『今日はお前にご褒美よ!』


嬉々とした声で私は
何の前戯もなしに
その汚い穴に
ワイン瓶の飲み口を
差し込んだ


あぁあぁあと
だらしなく叫ぶ声
そんな声さえ
私をさらにヒートアップさせる


『ほらほら!せっかくお前の為に
ワインを瓶ごとやったんだから!
喜んで飲め!!ほらケツ振って
飲め!!あはははははは!』


はいぃ!と
悲鳴にも似た声を上げると
もぞもぞと尻を振る


『あはははは!
ほら零したらお仕置きだよ!
ちゃんと全部飲むんだよ!』


ヒールでワイン瓶の底を押さえつけ
ますます食い込む瓶と
ただひたすら尻を振るお前の姿が
あまりに見世物じみていて
私の笑いは止まらない



今日は本当に
お酒がすすむ
何といっても
最高の肴が
私を楽しませるんだもの...


不誠実な人間は嫌われる
だから誠実であろうとする

誠実過ぎる人間は嫌われる
だから少し不誠実な人間でもある

何と面倒な世界よ

『来世は猫がいい』
なんて戯言も
もう聞き飽きた
もう言い飽きた

誰が君の来世など
わかるのよ
今君が生きているのは
前世でも来世でもなく
君自身

猫になりたきゃ
猫になればいい

自由気侭に生きて
そして周りには
誰もいなくなる

それが君が
来世に望んだことでしょう?


くだらないと
笑えばいい

話せることも
感情があることも
生きていることも

君は何て自由気侭


今ここにいることの
真実は誠実でしょう
だからそれでいい
不誠実は大嫌いなの


だからこのまま
誠実な猫でいるわ