昨日はインドから高松経由でダヌコンダ真理先生
お越しいただいて「ゼンタングル初級講座」をしていただきました

レッスンに入る前に真理先生が住んでいらっしゃるインドの様子や
ゼンタングルと出会ったきっかけなどお話をしてくださいました



ゼンタングル」とはゼン=禅 タングル=絡ませるという意味で
お経を唱えるように模様をどんどん集中して描いていきます
まさに想アートと呼ばれる由縁はそこにあります



みなさん説明を聞きながら自分の作品との対峙の時間です
いつもは賑やかなOさん、Nさんもとっても集中してお静かでした



私と姉は一度レッスンを受けたことがあったので
違ったタングルを描きました



皆さんの作品が完成しました
同じタングルでも違った作品になっておもしろいですね



とってもシンプルで上手だとか下手だとか全く関係なく
ただ、目の前にある紙にペンで線や点を描いていきます

描くことって、とても抵抗がある方がいらっしゃいますが
我が孫〈3歳)を見ても、ぐるぐるの線だったり塗りつぶしたり
それでとても満足な顔をしています

元々アートってそういったところから始まった
ものではないでしょうか・・・

真理先生もおっしゃられていましたが
真理先生は日本にいらっしゃった時に
高校で美術を教えられて違和感を感じられたそうです
生徒さんの、絵下手だから・・とか絵なんか描けないという
言葉を耳にして「描く」行為を楽しんでもらいたいなと
常々思われていたそうです

そこでご結婚を機にインドに行かれて
ゼンタングルと出会われて「描く」行為は
特定の職業の人たちのものではなく
沢山の人が楽しんで描けるものとして活動をされています

レッスン後の感想で「自分がこんなに繊細だったとは」と

言われた方がいらっしゃって
自分自身を肯定して、新しい自分の発見をされました

私達が教えているポタリーに通じるものが多く
筆で描く」ことへの抵抗を感じていらっしゃる方が
楽しんで描いていただけるよう
これからも頑張って活動を続けたいと思いました

ご遠方からきてくださった真理先生並びに
参加してくださった方たちにお礼申し上げます