動画:日本には祭りが必要だ/まつりに隠された4つの意味

2024年3月21日

 

 

①私とは一体どのような存在か
「私」はフィクションである。私とは「空」である。

私は「私たち」の中にある。
私は、あらゆるものとの関係性(集合性)の中にある。
祭りは私たちを感じさせるもの。


②「祭り」が持つ重要な役割とは
鎮魂の2つの意味=魂振(たまふり)と鎮魂(たましずめ)
魂振は「荒魂」、鎮魂は「和魂」
自分が自分らしい状態(元気な時、静になった時)
魂振状態にさせるのが祭り。祭り=生命力の更新
鎮魂=神楽
祭りは生命力の更新:個体としての生命は死に、全体としての大きい生命の息吹に触れて、生命の蘇りを果たす。死と再生の体験をみんなで共有していく。祭りを失うと日本人の生命の再生・息吹を失うことになる。

③「まつり」に込められた本当の意味
まつりの語源
1.待つ:神様の顕現を待つ。産霊の力の発現を待つ。
2.奉る(たてまつる):自分たちが持つ最上のものを神様に捧げる。
3.まつろう(服う):流れに従う。受容する。順応力
4.間 釣りあい:間が釣り合う。バランス、ハーモニー、調和

 

※祭りはいつでもどこでも作れる。日本が例えどんな状態になったとしても、新しい祭りを、共同性のあるものを作れば良い。「まつる」という心がある限り、大丈夫。

 

【動画】

【魂の対談】日本はとんでもない国だった|鎌田東二

 

【動画】御柱祭(参考資料)

【建て御柱】御柱祭・前宮四(2022 本郷・落合・境)

 

【動画】御柱祭

【里曳き】御柱祭・前宮四(2022 本郷・落合・境)