日本の憲法改正とナチスが利用したワイマール憲法/緊急事態条項の危険性

2022年5月15日

 

かつてドイツでは、ワイマール憲法「国家緊急権」の悪用で、独裁が生まれた。

今もう一度、自民党が進める憲法改正案「緊急事態条項」の意味を、日本国民は認識する必要があります。

 

 

ヒトラーはこう演説した。

「強いドイツを取り戻す」 「敵はユダヤ人」だ。

 

更に、言葉をこう言い変えた。独裁を、「決断できる政治」だと。

 

ヒトラーの腹心「ヘルマン・ゲーリング」は、後にこのように語っている。

「国民は指導者たちの意のままになる。」

 

彼は、ワイマール憲法 第48条の「国家緊急権」を悪用した。

 

これが独裁の道を開いた。集会・言論の自由などを制限した。

 

2回目の国家緊急権を発動で、あらゆる「基本的人権を停止」

 

国家緊急権の行使を後押ししたのは、保守陣営と財界。

それは、台頭する共産主義勢力に対抗するためだった。

 

そして最後は、「全権委任法」を制定した。

 

自民党の改憲で一番恐ろしいのは 「緊急事態条項」

 

【おまけ】 カストロが残した言葉

 

世論調査(5月) 賛成は35%~60%までバラバラ

改憲必要45%、不要44%、9条維持61% 朝日調査:朝日新聞デジタル (asahi.com)

憲法改正“必要”35% “必要ない”19% NHK世論調査 | NHK | 憲法

憲法改正「賛成」60%、「自衛のための軍隊保持」は45%…読売世論調査 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)

→自民党は今、ウクライナ戦争を機に、憲法改正のタイミングを計っている。

正しい情報が少ない為に、"どちらともいえない"という人が多いが、テレビの宣伝(プロパガンダ)で、政府が意図する方向へ一気に流される危険性がある。

憲法改正(新しい憲法作り)は、国民に正しい情報を開示して、且つ日本の真の歴史を学びながら、国民運動としてじっくりと議論し制定していきたい。

 

【動画】 2016年3月18日 報道ステーション

「日本の憲法改正とナチスが利用したワイマール憲法」