共産主義の本質がわかる53年前の警告(後編)

2022年1月16日

 

1928年の時点で、共産主義者たちは、国民の間に於ける人種の違いは、社会構造に於ける最も脆弱で隙だらけの「急所」だと明言しています。

(ソース:Harano Times 2022/01/16)
皆さん、こんにちは。
この動画を後で全部流しますので、その前に簡単な説明をします。この動画は、昨日アップした動画の後編です。もし昨日の動画を未だ見ていない方は、昨日の動画を見てから、この動画を見る事をお勧めします。
勿論、先にこれを見ても問題ありませんので、この後は是非、前編も見て下さい。前編で、専制国家を構築する為の2つの要素、共産主義の定義、組織の力 等に関する話がありました。
今回の後編で、共産主義者の具体的な破壊活動、共産主義者の工作のターゲット、社会主義とは何か、社会主義国家の本質は何か、社会主義国家がどう人をコントロールするのか等について話をしますので、是非最後までご覧下さい。では、どうぞ。

(本編)
共産主義者たちは、いわゆる「科学的マルクス主義」を実践していると主張しています。
だから、この中途半端な概念を、わざわざ精巧な言い回しで飾り立てる必要があるのです。
例えば、共産主義者が暴力革命について語る時、彼らはそれを「民族解放の闘い」と呼びます。
彼らの主張する所謂「理論」では、彼らが狙いを定めた国の人々は、「抑圧されている人々」になるのです。
「人々は、その国を植民地化し、搾取してきた帝国主義的な外国勢力に支配されている。」と言うワケです。
そして、「ファシズムや帝国主義、植民地主義等の支配から人々を開放する事が自分たちの歴史的な責務である。」と主張するのです。
同じプロセスを説明する為に、他のフレーズも使われます。
この種の暴力革命を、「反帝国主義の闘い」とか、「反植民地主義の闘い」と呼ぶ事がありますが、どれも同じ意味です。
「民族解放の闘い」「反帝国主義の闘い」「反植民地主義の闘い」は全て、武力と暴力によって政府を転覆させる事を目的とした、共産主義革命の特徴を表現する為に使われるフレーズです。
共産主義者は、「非暴力の革命」を表現する時は、「プロレタリア革命」という言葉を1番よく使います。
その他、「社会主義革命」と言ったり、「反独占闘争」と言う事もあります。
しかし、ここでも同じカラクリです。
「プロレタリア革命」「社会主義革命」「反独占闘争」は全て、非暴力的手段によって政府を転覆させる戦略を共産党が説明する時の、単なるバリエーションに過ぎません。

重要なフレーズをいくつか説明した所で、共産主義者の文献を用いて、彼らがこれらの言葉を使う時の意図を理解しましょう。
1960年に、世界中の共産党の代表がモスクワに集まり、共同宣言を発表しましたが、その中にこんな文言がありました。
資本主義から社会主義への移行を目指すこの時代は、「社会主義革命」と「民族解放革命」の時代である。
つまり、これは、「我々は、暴力革命及び非暴力革命の時代に生きている。」と言っているのです。
ここに、1968年に米国共産党が発表した文書があります。
「米国共産党の新しいプログラム 第二次草案」と題されたものです。
革命については、こう書かれています。
現代の革命には2つの特徴がある。
1つは社会主義であり、もう1つは反帝国主義である。
10億人以上のひとびとが「社会主義革命」に着手しており、更に多くの人々が「民族解放革命」の様々な段階にある。


1928年の時点で、共産主義者たちは、国民の間に於ける人種の違いは、社会構造に於ける最も脆弱で隙だらけの「急所」だと明言しています。
彼は、この1点に的を絞り、緊張を引き起こす事で、最終的には布が引き裂かれる様に米国民を分裂させ、弱体化させ、更には国民同士を公然と闘わせる算段なのです。
ここに、全ての家庭の書斎に置いておくべき本があります。
マニング・ジョンソンの、「Colour, Communism and Common Sense」という本です。
マニング・ジョンソンは、写真でお分かりの様に黒人です。

 


彼は、共産党員でもありました。
彼が若い頃に入党したのは、共産主義者が黒人の置かれている状況を改善しようとしていると、素直に信じていたからです。彼は、熱心な共産主義者でした。
そして、やがて最高位まで昇りつめ、アメリカ共産党の全国黒人委員会の委員に任命されました。
それから何年か経って、共産主義者が黒人の状況を改善する事に全く興味がない事に、やっと気付きました。
それどころか、彼らは、単に黒人を利用しようとしているだと知りました。
「アメリカを破壊する為に、血生臭い革命に於ける捨て駒として黒人を利用する為だった。」と、彼は言っています。
この事に目覚め、彼は共産党から脱退し、全ての人種のアメリカ人に、自分が内情を知る共産党の本当の姿を知らせる事に残りの人生を捧げました。
この本には、関連する話が沢山書かれています。
1頁ずつ検証したい位の良書なのですが、時間が足りません。
ここでは、今の時代に関連する短い引用を1つ紹介します。
マニング・ジョンソン曰く、
黒人の反乱は、モスクワが望んでいた事だ。
血なまぐさい人種間の争いが、アメリカを分裂させるだろう。
混乱の中で、モラルの崩壊とパニックが起こるだろう。
そして、遂に赤軍は宣言するのだ・・・。


ここで彼は、党内の教材「共産主義者の指令書」を、そのまま引用しています。
労働者は仕事をやめ、多くの者は武器庫を襲って武器を手に入れ、街中での喧嘩が頻発する。
共産党の指導のもと、労働者は革命委員会を組織し、民衆の蜂起を指揮する。
武装した労働者は主要官庁を占拠し、大統領と閣僚の邸宅に侵入して彼らを拘束し、旧体制の廃止を宣言し、自分たちの権力を確立する。


共産主義者の悪質なプロパガンダを、1つ紹介します。
既にご覧になった方もいるでしょう。「十字軍」という冊子です。
中国で定期的に発行され、ここアメリカの黒人社会で広く流布しているモノです。
Revolutionary Action Movement(通称:RAM)の主宰者の1人、ロバート・ウィリアムズによって書かれた物です。
ウィリアムズは又、ノースカロライナ州モンローにある「全米黒人地位向上協会」の支部長でもあった。
当時、言う迄もなく、彼は、自分が共産党員である事を殆ど人に話しませんでした。
1961年のある日、彼は独自の小規模な「国家解放の戦争」を始める事にしました。
彼は、大本営からの合図をもう待てなかったんでしょう。
最終的には、凶器による暴行と誘拐の罪での起訴を避ける為に、キューバに逃げ、その後中国に渡り、現在は共産党にプロパガンダを書いています。
ロバート・ウィリアムズについて、もう1つ知っておくべき事は、最近、RAMや「全米黒人地位向上協会」、その他の同様の組織によって、「新アフリカ共和国」という「仮想政府」の大統領として選出された事です。
共産主義者の理屈によると、彼らは、自分たちがアメリカの中に樹立した新国家の代表であると主張しています。
彼らは米国務省に、自分たちの正当な領土として、アメリカの国土の大部分を引き渡す様に要求しました。
彼らの宣言には、「米国南部の平和的移譲を誠実に交渉する用意がある。」と書かれています。
勿論、「平和的に譲り受けられないなら、武力と暴力で奪い取る。」という意味合いも含まれています。
既に「新アフリカ共和国」は、ミシシッピ州に中央本部を置き、北部の指導者たちは、黒人解放組織のゲリラ要員、そして武装黒人学生組織から指揮官候補を積極的に勧誘しており、ゲットー(移民密集地区)で「地方臨時政府」を樹立しようとしています。
ここまで説明したのは、「新アフリカ共和国」の大統領で、「十字軍」の著者であるロバート・ウィリアムズの事をキチンと紹介する為です。
以下は、ロバート・ウィリアムズの言葉です。
米国資本主義の生命線は、その生産能力と広範な商業インフラである。
もし、この2つの要素が麻痺し、機能しなくなれば、政府機関の統制機能はカオス状態に陥り、現体制の上部構造は崩壊するだろう。
自動化が進めば進むほど、社会は災難のダメージを受け易くなる。
高度に機械化されたアメリカで、電力がなければどうなるか?
近代的な交通機関が麻痺すればどうなるか?
工業能力を失ったアメリカはどうなるか?


この様な問い掛けをした上で、ロバート・ウィリアムズは、高度に自動化されたアメリカから電力、近代的な交通手段、工業能力を確実に奪う為の、一握りの者だけが使用できる爆破装置の作り方を詳細に説明しています。
皆さん、私は断言出来ます。
一握りの人間が十分な知識を持っていれば、大都市を混乱とパニックと死の渦巻く無力な塊に陥れる事が出来るのです。
たった1人の人間で、都市全体の水源を汚染したり、主要な水道管を破壊したり、主要なポンプ施設を爆破したり出来るのです。
ロサンゼルスの人々は、水道から水が出なくなったら、どうやって水を飲むのでしょう?
人間は水無しで、どの位生き延びられるのでしょうか? 4~5日でしょうか?
恐らくそれよりずっと前に、都市で何万人もの人々が死ぬでしょう。
喉が渇いて死ぬのではなく、喉が渇いて死にそうな群衆から、自分の持っている水を守る事が出来ないからです。
水を失うだけで、この様な有様です。
想像して下さい。
それに加えて、食糧もない、電気もない、汚水の処理方法もない、警察も居ない、消火の為の水圧もない。
ラジオやテレビもない、電話もない、バスもない、車のガソリンもない、逃げる方法もない、逃げる場所もないのです。
田舎だから、災害とは無縁等と思わないで下さい。
「十字軍」のこの号では、共産主義者は都市部をひどく混乱させるだけでなく、全ての村、森、畑、納屋も焼き払う様、呼び掛けているのです。
これは、火災を都市から都市へ伝播させる為です。
何故そうするのか?
まず第1に、破壊的な損害を与えられるからです。
第2に、可能な限り広い範囲に、機動隊や救援部隊を配備せざるを得なくなるからです。
共産主義者は、集中配備されている警察と州兵を倒す事は出来ないと知っています。
しかし、街全体や田舎にも散らばる様に仕向ければ、待ち伏せして1人ずつ襲う事が可能です。

そして、共産主義者にとって、大規模火災の3つ目の価値は、心理的なモノです。
平均的なアメリカ人は、遠くの地平線から立ち上る黒煙を見て、不気味だと言うかもしれません。
しかし、夜になると空に向かって立ち上る炎の赤い光しか見えなくなり、恐怖とパニックでうろたえるでしょう。
逃げ隠れするだけで、地元の庁舎を攻撃するゲリラ集団と闘おうとはしないでしょう。
共産主義者の計画では、白人による黒人への報復攻撃も要求している事を忘れてはいけません。
これは、共産党にとって非常に重要項目なのです。
今の所、共産主義者は、黒人のごく一部の人々しか「民族解放の闘い」に参加させる事が出来ていません。
大多数の黒人たちは、一切かかわりたくないのです。
しかし、復讐の為に白人の自警団に黒人居住区を襲わせる事が出来れば、状況を確実に変える事が出来ます。
共産主義者は、黒人社会だけに扇動者を投入していると勘違いしてはいけません。
彼らは両サイドで活動しています。
彼らは、人種間の憎悪、暴力、流血を望んでおり、それをどう実現しようが、誰を利用しようが構わないのです。
必要ならば子供でも。

皆さん、武力と暴力による共産主義革命の計画と準備は、かなり進んでいます。
彼らの背後にある組織は、無限とも言える程の財源を持っており、多くの国々で長年の経験に基いて、訓練及び指導を提供しています。
私たちの敵は、その任務に命を賭けています。
そして、彼らの計画とその進展を無視し続ける事は、国家の自殺行為に他なりません。
プロレタリア革命の戦略では、「社会主義」を標榜しながら、政府を密かに共産主義体制に転換させる事を目指しています。


では、社会主義とは何か?
定義してみましょう。
辞書によれば、社会主義とは、「財産、生産手段、商業手段を政府が所有し、管理するという原則に基く政治的概念」です。
しかし、このプレゼンに於いて重要な事は、「共産主義者自身が、社会主義をどの様に定義しているか」という点です。
多くの人は、共産主義者が社会主義という言葉に対して、一般のアメリカ人とは全く異なったイメージを持っている事を知り、驚くのです。
この地球上のどこにも、「共産主義国」というモノが1つも存在しない事をご存知でしょうか?
考えてみましょう。1つもありません。
ロシアは共産主義国ではないし、中国もキューバも違います。
これらは社会主義国家です。
共産主義の指導者たちは、自分たちをいつもそう呼んでいました。
カール・マルクスの教えによれば、共産主義とは、将来訪れるユートピア時代にのみ実現するもので、人間が完全に調和して共存する事を学び、貪欲さや競争心を持たず、仲間と平等に分け合い、誰も人の上に立たない社会の事です。
そうなれば、もはや警察も政府も必要ない。
そして、国家という概念も朽ち果てるというモノです。
そうなった時、その状態を示すのが、「共産主義」という言葉です。
「それが実現する迄は、我々が政権を握る時には『社会主義』と呼ぶ事にしよう。」というワケです。
今後、共産主義者のスポークスマンが大学の講義やテレビで、「共産主義者がやっているのは社会主義の為の活動だ。」と話しているのを聞いた時には、その言葉の意味をキチンと理解しなければいけません。
その言葉の本当の意味は、「アメリカをそっくりそのまま、ソ連や中国の様な国にしようとしている」という事なのですから。
勿論、彼らがそれを、「社会主義」と呼ぶのは自由です。
しかし、殆どのアメリカ人は、それを「共産主義」と呼ぶはずです。
共産党の新しい綱領には、次の様に書かれています。
社会主義という言葉は、完全に発展し、共産主義と呼ばれる新しい社会の第一段階を説明しているに過ぎない。
社会主義とは、過渡的な段階のことである。


ここで重要なのは、「何故、共産主義者は社会主義を推進するのか?」という事です。
彼らが純粋に、より高度で完璧な社会体制への必要な過渡的段階だと信じているからでしょうか?
私はそうは思いません。
共産主義者の指導者たちが、自分たちの「御伽草子」を信じているとは思えません。
現在の超大国が本当に朽ち果てると信じている程、無知ではありません。
しかし、彼らはこれ迄通り、社会主義を推進します。
社会主義とは定義上、人々を支配する事だと知っているからです。
もし政府が全ての財産、生産手段、商業手段を所有し、支配するならば、それは全ての人々を支配する事になります。
もし私たちが、衣食住、仕事、医療を完全に政府に依存するならば、権力者が兵士や武器を持っている人々を抑えつけるよりも、遥かに効果的に私たちはコントロールされてしまうのです。

何年か前、私はある会合に出席した時、「鉄のカーテン」を越えて逃げてきた反共産主義の難民数人が、自らの体験を語る為に招かれていました。
聴衆から出た質問の幾つかは、とても的外れなモノでした。
そこで、ついに難民の1人がこう言いました。
あなた達アメリカ人は、共産主義下の生活というモノを勘違いしていますね。
共産主義者の兵士が、ライフルと銃剣を持って街角に立ち、人々を列に並ばせている姿を想像している様ですね。
実際は違います。
勿論、以前はそういう事もありました。
兵士も大勢いましたし、処刑や強制収容所への送還もありました。
でも、現在ではあまり目にしません。
あからさまな暴力行為は、1年か1年半ほどしか続きませんでした。
そこで、反共産主義の指導者たちは一掃されました。
今では、一見すると非常に平穏で、自由な光景が拡がっています。


彼はこう続けます。
私は、国内最大の都市に住んでいました。
街の大きな公園の真向いには、美しい教会がありました。
宗教が迫害されているかどうかを見に来るアメリカ人ツアー客の為に、国中で1つだけ教会を開放していたのです。
私だって、その気になれば、その公園に行って、ベンチの上に立って、共産主義に反対する意見を述べる事だって出来たのです。
通りを渡って教会に入り、跪いて祈ったとしても、逮捕されたり妨害される事もなかったでしょう。
でも、実際にはそんな事出来ませんでした。
もし、そんな事をしたら、翌日には、政府の手先が動き始めるからです。
フードスタンプの配給が減らされ、衣類と靴の配給が減らされ、住居のレベルも格下げされる事になったでしょう。
更には、仕事も専門的な仕事から、低賃金の肉体労働に配置転換されたでしょう。
共産党の国民の経済活動にあまりにも大きな影響力を持っていた為、理屈では出来るはずの事さえ、誰もやらなかったのです。


そして、彼が言った言葉が今も忘れられません。
彼は暫く沈黙し、私たちの気分を害さない様、言葉を慎重に選び、こう言いました。
私は、「自由の国」を求めて、アメリカに来ました。
しかし、此処でも全く同じモノを目の当たりにしたのです。
この国の誰もが、共産主義の浸透について、何かしなければならない、立ち向かわなければならないと思っています。
しかし誰も何もしない。
ただ、おとなしくしているだけです。
何故なら、もし声を上げたり、公然と立ち向かったりしたら、ビジネスに悪影響を及ぼすのではと恐れているからです。
顧客を失うかもしれないし、職を失うかもしれない。
或いは、政府から定期的にお金を貰っていて、本来反対すべき人々や制度に依存し過ぎてしまっているのかもしれません。


彼はこう続けました。
そういう人たちは、自ら鉄のカーテンの向こう側に行ってしまったも同然です。
既に共産主義者に乗っ取られているのです。
ただ1つ違うのは、彼らは少なくとも、本当にそこから出たいと思えば、まだ出られるが、以前の私たちには出来なかったという事です。


ここから学ぶべき大きな教訓があると思います。
彼の発言は真理をついていますよね?
軍隊をもって脅す暴君に立ち向かうような、肉体的に勇敢な男性は沢山います。
その勇敢さ故に、実際に闘いで傷を負った者もいます。
しかし、新しい形の戦争に於いては、彼らは戦いに敗れてしまいます。
戦場がなく、武器がライフルでも爆弾でもなく、経済的圧力である時、あなたの敵は誰ですか?
どうやって闘うのですか?
どこから手をつけますか?
だからこそ、現代の独裁国家は、あらゆる人間的活動の経済的領域を支配するのです。
これは、ナチズムにも、ファシズムにも、共産主義にも、社会主義にも当てはまる事です。
どの様な名称をつけようとも、政府による完全な支配は、定義上「全体主義」です。
それが、この言葉の意味する所です。

さて、レオン・トロツキーは、ご存知の様に、ロシアで共産主義革命を主導したボルシェビキの1人です。
1937年、トロツキーは、「裏切られた革命」というタイトルの本を書きました。
この本の中で、彼は次の様に言っています。
官僚支配の基本は、消費財を統制し、社会に貧困をもたらす事である。
店に十分な商品があれば、消費者は買いたい時に買う事が出来る。
しかし、商品が少ないと、消費者は列に並ばざるを得ない。
列が長くなると、秩序を保つ為に警察官を配置する必要がある。
これが、ソ連式官僚支配の原点である。
誰が買えるのか、誰が列に並ぶのかは、政府が決めるのだ。


皆さん、共産主義者が何故、社会主義を推進する為に活動するのか、これに優る説明はありません。
言葉の定義はどうであれ、社会主義の下では、政府を運営する者は・・・因みに、共産主義者たちは、最終的に自分たちがアメリカ政府を運営すると確信しています。
社会主義政権の運営者は、誰が利益を享受でき、誰が出来ないかを決めます。
つまり、それは人々を支配する事を意味します。
これが、アメリカの共産主義革命とどう関係があるのでしょうか?
皆さん、これは全てに関係する事です。
社会主義体制の確立は、アメリカに於ける共産主義革命なのですから。
国民が気付かない内に、アメリカを徐々に共産主義に移行させうるプロセスを示しています。
私たちが、現実や将来にどんな不満を持っていようと、どんな国家的な問題に直面していようと、共産主義者は社会主義を構築する為の口実として、それを利用するのです。
彼らの主張する解決策はただ1つ。
より大きな政府、より大きな政府、そして更にもっと大きな政府、完全支配政府になる迄。

しつこい様ですが、もう1度言わせて下さい。
完全支配政府こそ、共産主義です。

(おわり)



如何でしたでしょうか?
アメリカには幾つかの人種が居るから、共産主義者にとって、国家を分断させて、混乱を起こして、人種差別がない、全てが平和な社会を構築する事が出来るという美しいフレーズで人を騙す、最高の場所になっています。
又、多くの黒人が奴隷になっていた時代もあったし、アメリカ社会で、過去、黒人に対する差別は実際に存在したので、黒人は共産主義者にとって、完璧なターゲットになっています。
だから、アメリカの保守派の人は、左翼に人種差別者というレッテルを貼られて攻撃されます。これは、今回の話を聞いた後に見える1つの実例です。それ以外にもまだまだ沢山あります。
今回の話を聞いて、今のアメリカ、又は他の国で起きている実例が、皆さんの頭に浮かんだと思いますので、是非多くの方と共有して下さい。

 

【動画】

【日本語字幕】【保存版】共産主義の本質がわかる53年前の警告|後編

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※BLM、ANTIFAが、2020年に米国で暴れ回ったのは、記憶に新しいところです。

彼らは、形を変えて今でも活動していることが良く理解できますね。

そして、日本でも多くの人が、「経済的圧力」に屈服しているのではないでしょうか?