知識/Knowledgeへの階梯 ステップ12
2021年8月24日


【ステップ12】

私の個性とは人生そのものを表現することです。
 
あなたのユニークさは大きな資産であり、喜びの源であり、辛い疎外感の源ではなく、自分や他人に対する辛辣な裁きの源でもありません。この区別は、あなたを誰かよりも高くしたり、誰かよりも低くしたりするものではありません。この区別は、あなたの個性の背後にある真の目的と、将来への大きな期待を示すものに過ぎません。あなたは何かを表現するためにここにいるのです。それが、あなたの個性に与えられた本当の意味なのです。なぜならば、あなたは誰かによって差別され、排除されたいとは思っていないからです。
本日は2回に分けて、これまで説明してきた練習方法で、2回の沈黙を実践してください。

練習12:15分の練習時間を2回。
 
翻訳:spiritual-light

【解説】
一般の方にも分かりやすい表現をしますと、エネルギー流とは、エネルギーの素(もと)の密度の大きいところから小さいところへの流れなのです。
電流は、電気エネルギーの素の電子の密度の大きいところから小さいところへ電子が流れることによって発生します。
風は空気分子が、その密度が大きいところから小さいところへ流れることによって発生します。

このエネルギー密度の"差異"がエネルギー流となり、"何かが表現"されるのです。
つまり、“差異”があって始めてエネルギー流が、表現が発生するのです。
この“差異”を、物理学では“エントロピーの小さい状態”と表現します。
この“差異”がなくなって、全てが均一になり、エントロピーが極大となった状態が “宇宙の死”です。
この“宇宙の死”こそ、闇の勢力が願ってやまないものです。なぜならば、“宇宙の死”は、ソースが望んでいる“宇宙の永遠の生”とは正反対の現象だからです。
“闇の勢力の首領サタン=初期異常の根源”は、ヘブライ語で“反対者”を意味します。
 
ですから、誰かが自分とは違うからといって、その存在意義を否定したり拒否したり排除したり差別したりする人は、差異を、表現を否定する人であり、闇の勢力に加担していることになるのです。
自分とは違う人たちを嫌悪して、その人たちから背を向けて自分と同じ人たちとしか付き合わないのは、闇の勢力に加担していることになるのです。
それは表現を、差異を、エネルギー流を否定する行為です。

人間誰しも弱いのですから、一時的に自分と同類のグループに退避して、一休みするのは許されます。
人々が、自分と同類のエネルギー的に均質なグループとして孤立して存在するようになり、各グループ間で全くエネルギー交流が発生しない孤立状態が安定的に成立している状態は、闇の勢力が望む状態なのです。
 
今からでも結構です。
自分と他者との差異を良く観察して、自分が持っていて相手が持っていないものをお互いに分け与え合うことを、少しずつでも良いですから実行してみてください。


ソース:https://www.newmessage.org/wp-content/uploads/pdfs/books/STK_NKL_v1.5.pdf

知識/Knowledgeへの階梯 ステップ12

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※ 人と違いがあるからこそ素晴らしいし、自分の知らない新しい話が聞けたり、話せたりするので楽しいのです。全てが均一化された世界なんて、ホントつまらないです。

だからみんなが、"違い"を受け入れられる心の広さ(意識の高さ)を持つ必要があります。