機密解除に関するディヴィッド・ウィルコックの記事の翻訳(7)
2021年5月31日
本日は機密解除に関するディヴィッド・ウィルコックの記事のうち、室温で超伝導状態となる圧電素子を用いたフリーエネルギー発生装置のお話です。
<翻訳はじめ>
またサルヴァトール・ペイス?ワオやるな!あんたカッコいいぜ!
この話題は2019年10月9日に、軍事上の話題をオンラインで公表しているThe Driveによって突然表に出てきました。
非常に奇妙なことに、このフリーエネルギー発生装置は、TR-3B反重力特許を出願した同じ科学者によって特許取得されたのです。他でもない、我らがサルヴァトール・ペイスって言う野郎によって特許取得されたのです!
ペイスは、何やらまたまたあり得ない現代物理学の‘見果てぬ夢’を実現させました。室温での超伝導発生装置を発明したのです。
私は、ペイスから何かを取り上げようというつもりは毛頭ありません。しかし、私がアクセス出来たあらゆる情報から判断するに、彼はこれらの特許技術を取得することを、あえて許された可能性が非常に高いと思います。
どうして、一人の人物が同時に反重力とフリーエネルギーという、私たちがスタートレック時代に突入するために必要な二つの主要な柱を征服できるでしょうか?
海軍が、ペイスのフリーエネルギー装置を水空両用の空飛ぶ反重力の三角形に取り付けて離陸していいなんて、決して言ったりしないでしょう?考えてみて下さい!
【室温超伝導発生装置】
海軍の特異的なフリーエネルギー発生装置が、室温で超伝導を実現する圧電素子で実現する可能性があります。この圧電素子は、チタン酸ジルコン酸鉛で出来ています。この圧電素子もまた、2019年2月21日にサルヴァトール・ペイスによって特許が取得され、公開されています。(訳注3)
(訳注3:圧電素子とは、圧力を加えると電流を発生させる物質です。通常の伝導物質(銅や鉄など)中に電流(つまり、電子の流れ)が発生しても、電子と伝導物質との間に摩擦が発生し、電流によって発生した電気エネルギーが摩擦により熱エネルギーとして発散してしまい、やがて電流が停止することになります。このために、従来の圧電素子に圧力を加えて電流を発生させても、発生した電気エネルギーは持続しません。しかし、この圧電素子が常温で超伝導状態になったならば、ひとたび、この圧電素子に圧力を加えて電流を発生させれば、超伝導状態の伝導物質には電子との摩擦が一切発生しないので、電流が半永久的に流れることになります。つまり、ひとたび圧力を加えるだけで、後は、半永久的に電流が流れ続け、電気エネルギーを半永久的に獲得できるのです。つまり、この技術も、少ないエネルギーインプットで膨大なエネルギーを獲得できるフリーエネルギー装置を作成できる超有望な革命的技術なのです。ちなみに、既存の超伝導は極低温下でのみ可能なものでした。ですから、超伝導を発生させるには膨大な冷却エネルギーが必要で、既存のテクノロジーは、フリーエネルギー発生装置とは言いがたい状況でした。訳者補足3に、ペイスの室温で超伝導を実現する圧電装置の特許公報を示します。なお、ディヴィッド・ウィルコックによる当該特許技術の公開日の記述は正確です。)
訳者補足3:ペイスの圧電素子による室温超伝導技術の特許の記述
https://patents.google.com/patent/US20190058105A1/en?inventor=Salvatore+Cezar+Pais
9月26日:海軍がコンパクトなフリーエネルギー装置の特許を公開
https://www.thedrive.com/the-war-zone/30256/scientist-behind-the-navys-ufo-patents-has-now-filed-one-for-a-compact-fusion-reactor
この特許では、どのように磁界が中空のプラズマチャンバーの中で発生するかが記述されています。
このチャンバーは、一対あるいは複数対の相対する円錐状の“それぞれ反対に回転する動的核融合装置”を内蔵しています。
これらの先が尖った核融合装置は、電気的に荷電された外表面を装着しており、燃料となるガスを注入する導管を保有しています。この導管から、重水素(訳注:通常の水素/Hydrogenは陽子1個と電子1個からなる元素ですが、水素には自然界に二種類の同位体(陽子および電子は同数だが中性子の数が異なる元素)が存在しています。1個の陽子と1個電子の他に1個の中性子(陽子とほぼ同じ質量だが電荷を持たない素粒子)を、原子核(通常陽子と中性子からなる塊、水素の原子核のみが陽子しか保有していない例外となる)に保有している元素を重水素/Deuteriumと呼称し、1個の陽子と1個の電子の他に2個の中性子を原子核に保有している元素を、三重水素/Tritiumと呼称しています。)あるいは重水素とキセノンの混合ガスが、プラズマチャンバー内へと送り込まれるのです。
重水素とキセノンの混合ガスは、アルゴンガスがそうであるように、“電荷塊”を保持する効果があるようです。キセノンもアルゴンも“希ガス”です。
これらの電気的に荷電した核融合装置が回転する時、ペイスが言うには、“真空チャンバー内に高密度化した磁気エネルギー流と電磁波放射が発生”し、このチャンバー内のガスを圧縮し、熱します。
これらの核融合装置が回転する時、チタン酸ジルコン酸鉛の作用により、この核融合装置は高い周波数で振動します。このチタン酸ジルコン酸鉛のような圧電膜によって、室温での超伝導が可能となるとペイスは主張しています。
これは大変にエキサイティングな発明です。
もし、あなたがこんなものどこにもないと考えていて、これからもこのようなものに出くわすことはないだろうと考えているならば、あなたは間違っていたことになるのです。
私たちのトップクラスの内部通報者の報告によると、トム・デロングキャンプは、今後数ヶ月の間に私たちが“とても嫉妬する”出来事を発表することになるそうです。
私は妬んだりしません。ただ、空中に浮かんで走行する車が欲しいだけです。
高望みですって? 今はもうそうではないのです。
行間を読むと、デロングと新しく発表された宇宙軍の間では、これらの特許が然るべき座を占めつつあるとは考えられていないようです。
(続く)
翻訳:spiritual-light