機密解除に関するディヴィッド・ウィルコックの記事の翻訳(6)

2021年5月29日

本日は、機密解除に関するディヴィッド・ウィルコックの記事の翻訳(6)をお送りします。


本日の翻訳部分では、ペイスが特許を取得したフリーエネルギー発生装置である「プラズマ圧縮核融合装置」について、語られています。

この装置は確かに、少しの入力で莫大なエネルギーを創出できる文字通りのフリーエネルギー装置ではありますが、核融合を利用する関係上、核分裂を利用して電気エネルギーを取り出す原子力発電と同様、反応時に発生する放射線をどう取り扱うかが問題となってきます。
ですから、将来的にはフリーエネルギー発生装置の主流とならなないでしょう。

将来のフリーエネルギー発生装置の主流となり得るのは、先日紹介した量子真空プラズマ場に強力な電磁場を作用させてプラズマエネルギーを得る手法か、明日ご紹介する室温で超伝導状態となる圧電素子を利用した手法となることでしょう。

<翻訳はじめ>
 
10日後、私たちはフリーエネルギーに遭遇 
大きなディスクロージャーのアナウンスがあったちょうど10日後の9月26日に、米国海軍は、文字通りのフリーエネルギーを発するコンパクトな核融合装置の特許を公開しました。(訳注1)
この特筆すべき‘新しい’装置は、僅か1,000ワットの入力で、テラワット(1兆ワット)までの巨大なパワーを生み出すことが可能なものでした! 
またもや、ケネス・ショルダーズの“電荷塊”またの名を“特異的真空物体”のテクノロジーが、この装置での重要な作動原理となっているのです。 

ショルダーズは、従来の科学界で可能であると考えられていたものより、遙かに巨大なエネルギーを保有している小さな球を形成することが可能なことを発見したのです。 
このテクノロジーの一つの重要な鍵は、先端が尖った針のような突起を通じてパワーを放射するもので、下に示すようなイメージのものです。 
この新しい反応装置は、一足(30cm)ほどの大きさしかありません。アリゾナにある米国最大の原子力発電所Palo Verdeは、4ギガワット‘しか’発電出来ません。1テラワットはギガワットの千倍です。 

(訳注1:以下に、ペイスが特許を取得したPlasma Compression Fusion Device/プラズマ圧縮核融合装置の特許公報のリンク記事(訳者補足1)を示します。この特許公報において、特許公開日は2019年9月26日となっており、ディヴィッド・ウィルコックの記述は正確です。また、この特許公報の記載において、Plasma core/プラズマ核を形成することによって巨大なエネルギーを得る旨記載されており、ケネス・ショルダーズの開発技術(訳者補足2)と似た内容となっています。しかし、ペイスとショルダーズの双方の特許公報を見る限り、ペイスがプラズマ核を得る方法と、ショルダーズが電荷塊(ディヴィッド・ウィルコックの表現ではCharge Clusterで、ショルダーズの表現ではHigh Electorically Charged Density Entities/高度に電気的に荷電された密度体となっています。)を得る方法は異なっています。また、ペイスがショルダーズの論文を引用した形跡はありません。ディヴィッド・ウィルコックによる 「このテクノロジーの1つの重要な鍵は、先端が尖った針のような突起を通じてパワーを放射するもので」という記述は、明らかにペイスの記述に合致するもので、ショルダーズの記述には合致していません。) 
 
訳者補足1:ペイスの特許の記述 
https://patents.google.com/patent/US20190295733A1/en?q=plasma&q=compression&q=fusion&q=device&inventor=salvatore+pais&oq=plasma+compression+fusion+device+salvatore+pais 

訳者補足2:ショルダーズの特許の記述 
https://patents.google.com/patent/US5018180A/en 

9月26日:海軍が小型フリーエネルギー発生装置の特許を公開 
https://www.thedrive.com/the-war-zone/30256/scientist-behind-the-navys-ufo-patents-has-now-filed-one-for-a-compact-fusion-reactor 


この特許の出願文では、このプラズマ圧縮核融合装置は、ギガワット(10億ワット)からテラワット(1兆ワット)の範囲内でパワーを得ることが出来ると述べられています。このようなパワーを得るために、僅かキロワット(千ワット)からメガワット(百万ワット)の範囲内の入力しか必要ではないのです。 
アリゾナにある米国最大の原子力発電所であるPalo Verdeは、4,000メガワット(4ギガワット)前後のパワーを作り出します。 
海軍のジェラルド・R・フォード級原子力空母用に設計されたA1B原子力反応炉は、700メガワット前後のパワーを作り出します。 
 
この特許では、この装置は“プラズマ燃焼を生じさせる能力があり、外部入力を必要とすることなく、自己持続的なプラズマ燃焼が可能である(訳注2)”と主張されています。 
 
(訳注2:ひとたび、プラズマ燃焼の発生に成功すると、プラズマ燃焼によって発生した高熱が更なるプラズマ燃焼を誘発し、プラズマ燃焼が半永久的に持続するということを意味しています。このような高温状態の半永久的な持続は、半永久的な核融合反応の持続に必要な熱エネルギーを供給し、ちょうど私たちの太陽で起こっているような半永久的な核融合反応を、装置内で発生させることが可能となり、この核融合反応により強大なエネルギーを得ることが可能となります。)
続く

翻訳:spiritual-light

 

機密解除に関するデイヴィッド・ウィルコックの記事の翻訳6