霊界の諸相<その11> ソース/セントラルサン

2020年12月31日

本日はスピリチュアリズム運動、および日本の古神道で語られているソース/セントラルサンについて、紹介したいと思います。

まずは、国書刊行会の世界心霊宝典第3巻 ジョン・レナード著 近藤千雄訳「スピリチュアリズムの真髄」(1985年刊行、原著は1956年発行)p.371からの抜粋です。

 

【抜粋】
 「全存在の根源であり、宇宙に遍在する絶対的存在は、物的宇宙を外郭としてその中央に中枢を置き、そこを中心として星辰が荘厳と調和のうちに回転している。それこそ、われわれが神々と呼ぶものであり、その属性は愛と叡智、それが人間界では男性と女性、積極性と消極性、創造性と持続性となって表現されているのである。


霊的太陽の最初は、光と愛として顕現した。人間の想像する光と愛をはるかに超える。それが、空間そのものとなったのだ。とは言え、空間には限界がない。そしてそれは、霊的大太陽の照明の拡張力を超えるものではない。宇宙が顕現を完了した時、秩序と形式が絶対的に支配することになった。これぞ、霊的太陽の荘厳にして限りを知らぬ威力。それが物的太陽を生み、そして宇宙を生んだのだ。故に無数の星辰は、はるか彼方のいずこかで生命と活動の心臓部が脈打っているのだ。その脈搏が、全ての惑星的存在にまで届く。その心臓部こそ神であり、全存在の中心なのだ。」

 

次に、日本神道界における記述を紹介したいと思います。太玄社刊行 川面凡児著 上田旭訳「祖神垂示天照大神宮」(2016年刊行、原著(漢文)は1926年刊行)p.113-116からの抜粋です。

 

【抜粋】
「御中主太神は主体大主体であり、本体大本体であり、根本大根本であり、中心大中心、中枢大中枢である。
これは、御中主太神が宇宙万有を発顕し、宇宙万有は、御中主太神より発顕したことを天啓するものである。
そして、御中主太神から出発し発顕した宇宙万有は、御中主太神に帰入還元するゆえに、中心と分派、根本と末梢は不二一体であることを明示しているのである。
そして、その総体を天御中主太神と宣り、奉るのである。


宇宙万有の実体は何であるか。それは霊であり、魂であり、霊魂であり、神である。
霊はすなわち性、魂はすなわち体である。霊はすなわち質、魂はすなわち量である。霊魂は不二であり、これがすなわち神である。
霊は生々息々、醗酵熟成、和合結晶等の意義を有し、外に向かって相互に和合結晶する。魂には停滞充足、発達膨張、粒着固執等の意義があり、それゆえに、魂は常に停滞充足して個性を顕し、その個性を発達膨張させて粒着大成する。」

 

天御中主太神天之御中主神は、言わずと知れた「古事記」の冒頭に出てくる神名です。

宇宙スピリチュアリズム全盛の昨今ですが、ソース/宇宙のセントラルサンは、太古の昔より、辺境銀河の辺境の惑星たるこの地球にさえ、その大いなる愛を注ぎ、私たち地球人に愛のメッセージを送り続けているのです。

 

by spiritual-light

霊界の諸相その11 ソース/セントラルサン

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※ 辺境銀河にある、辺境の惑星たるこの地球にもその大いなる愛が注がれ続けて、その結果、いよいよ最後のアセンションを行います。

宇宙の皆が、この時を待っているのです。