トランプ弁護団の記者会見。トランプ弁護団 vs マスコミ含む反トランプ陣営との完全戦争へ

2020年11月21日


11/19にワシントンDCで、トランプ弁護団の記者会見が行われた。

始めにジュリアーニ団長が話をして、その後シドニー・パウエルが話をした。

この内容を一言で言うならば、「今回の民主党・バイデン側の不正があまりにも酷いと、そしてそれに対するマスコミの対応も酷いと、それに対する怒りが爆発したような会見だった。」
そして会見後のマスコミの報道も、完全に冷笑しているような感じの報道になっている。

■シドニー・パウエルが最後に話した内容が、インパクトあった。

「トランプ弁護団は次々に辞めている」
トランプ弁護団は各地で訴訟を戦っているが、その中で、次々と弁護士が辞めているというのだ。
マスコミは、トランプ陣営の中でも内部の亀裂が起きていて、弁護士も諦めて次々に辞めているのだという風に報道し、日本でも同じように報道されている。

確かに弁護士が辞めているのは事実だ。
でも、それは何故か?
トランプ弁護団は脅迫を受けていて、様々な脅迫を受けながら戦っているのだ。
例えば、ペンシルベニアのトランプ陣営の女性弁護士。この人が、正式に弁護団から降りることになった。


それは、大変なハラスメント・脅迫・恫喝を受け続けていたからだ。

彼女は、シングルマザーであり、愛国者で、今回トランプ大統領の為に立ち上がって弁護を行っているのだが、数限りない脅迫を受け続けて、かなり参ってしまっていた。なので、トランプ弁護団の方が、「もう降りたほうが良い」と判断して、彼女は正式に降りることになった。
このようなことが、実はあちこちで起きているのだ。


これに対してシドニー・パウエルは、

「もう私たちは脅迫されることはない。愛国者たちは、地方レベルから政府の最高レベルまで、今の腐敗にうんざりしている。この腐敗を一掃し、トランプ大統領が圧勝して、この国を自由を求める人々のものに取り戻す。」ということを(怒りを抑える様子で)最後に言った。

■ジュリアーニの話
マスコミに証拠・証拠と言われるが、もう既に220人もの宣誓供述書をとっている。

(宣誓供述書をとっているということは、もしこれが嘘だったらその人は偽証罪になるので、それだけ重い責任を負って出している。)それを行った人が220人もいる。

この中には民主党員もいるし、郵便局員もいるし、ドミニオンの社員までいるのだ。
十分すぎるぐらいの証拠がある。ただ、その証拠をこの会見の中で細かく説明することはしない。マスコミには出さない。これを出すのは裁判所(最高裁)だ。あくまでも裁判所で勝負する。
そして、新たな訴訟を考えていると話した。
アリゾナ、ジョージア、ニューメキシコだ。
ジョージアについては、共和党が中心の州なので、本来ならばこんなことにはなってないはずだ。しかし、州知事や州務長官が相当怪しいのだ。地元の共和党があてにならない。

ジョージア州は再集計(手作業)をやったのだが、再集計をやり始めた時から、不正の票を取り除くことをしないで、そのまま集計し直しているだけだった。その時点でトランプや弁護団が、その再集計は止めろと言った。そんな事をやっても意味が無いと批判した。しかし、そのまま再集計をやり続け、結局バイデンの票の方が多かった。バイデンの勝利だとジョージア州は発表した。

そんなバカことを、共和党中心の州がやっているのだ。ここは既に、訴訟を行うと発表している。
そしてニューメキシコは、民主党の州で、ここもかなり不正があるようなので訴訟を行う。と


その上で、逆転の可能性がある州は、この6州だ。
ジョージア、ペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシン、ネバダ、アリゾナ。
この6州については、十分に勝てるという含みで言っていた。
そして、「勝利への道はいくつもある。」
今、我々は裁判で勝とうとしているのだが、それだけではなく、他にも幾つも道があるよと言っている。


以前に述べたことがあるが、“州議会で決める”という方法だ。州議会で選挙人を決める。


■11/19 EPOCH TIMESの記事


「トランプ弁護団、ペンシルベニア州裁判所に議会での決着を提言した」
ここは今裁判で争っている所だが、トランプ弁護団の方から、ペンシルバニア州の判事に対して"提言"をしている。それは、裁判では纏まりそうにもないので、州議会で決着を付けませんか?と。
これは憲法に書かれていることであり、合衆国憲法に従って、ペンシルバニアの20人の選挙人はペンシルベニアの州議会で決めることにしませんか、という提言だ。これが、勝利への道はいくつもあるという、幾つもの中の1つだ。
これを早速提案しているのだ。

 

■各州でバラバラに起きたのではなく、民主党幹部による中央主導である。
今回の不正は、様々な種類の不正が各州で起きているのだが、一見バラバラに見えて、実はそうではない。民主党の組織の幹部たちが、中央主導でやったように見えるというのだ。

中央主導でのいくつかのパターンがあって、それを全米のいくつもの州で、同じやり方でやっている。これは明らかに、民主党が主導する出来事であって、これは犯罪(crimes)なのだ。
その犯罪とは、明らかに"国家転覆罪"だと。ジュリアーニはここまで言ったのだ。

これは重罪である。関係者は皆、刑務所行きだ。

この会見の前日(11/18)に、ジョージア州のトランプ弁護団を率いているリン・ウッド弁護士


彼が、自身のツイッターでこう言っている。
「ジョー・バイデンは、最後は刑務所行きになるだろう。そして、ジョー・バイデンだけではない。他に多くの者たちも同じようになる。」と言っている。
この言葉は何かを示唆している。

トランプ弁護団は国家転覆罪について、ある程度の確証をもっているのだと推察できる。

これを証明できれば、完全に刑務所送りになるぞと。
これは、何も民主党の人間だけではない。これに関わっている民間企業の者もいるだろうし、マスコミだって加担しているだろう・・・と、匂わせている。マスコミに対して戦いを挑んでいるような内容となっている。

■シドニー・パウエルの話(ドミニオンのソフトについて)
ドミニオン社のソフトは、ベネズエラのチャベス大統領の不正選挙用に作られたものだ。

これが発端であり、そして、それをベネズエラで何度も試してみて、毎回思惑通りの結果が出た。だから、これを使えば絶対に勝てるというものであって、それを米国に持ってきたのだ。
そして、ドミニオンについては "これだけ問題になっているにも関わらず、ドミニオンの経営幹部は記者会見を一切行っていないですね。"と言っている。

ドミニオンは、そのHPで疑惑を否定する内容を掲載しているだけで、記者会見をしていない。こういう時は必ず記者会見で反論するはずなのだが、記者会見を開いてない。つまり、幹部たちは一切姿を現していないのだ。これはどういうことなのだ。と

■そして最後に
マスコミは、トランプ陣営に対していつも、不正不正だというが、その証拠がないじゃないか?証拠を出せと言って、ずっと我々はそれを言われ続けてきた。

多分、この記者会見も同じように言うのでしょう。
しかし、とにかく"我々が何を話したか" 話した内容をちゃんと報道すべきであると言った。

それに対してマスコミの報道は、


【CNNのファクト・チェッキング】


「ジュリアーニとトランプ弁護団のワイルドで、ファクト・フリー(事実が無い)の記者会見だった。」
事実が全然なくて、言いたい放題で、陰謀論の内容だったと報道した。


【WP ワシントンポスト】


「ジュリアーニの選挙後のメルトダウンが始まっている。」・・・完全に終わりの始まりだと。
チャベスが出てきたり、ジョージソロスが出てきたり、クリントン財団が出てきたり、全て陰謀論である。ここまでくるとファクト・チェックとかのレベルではなく、単なる陰謀論に我々マスコミが付き合わされているだけだ。という報道だ。


更に「FOX NEWS」の一人の女性レポーターも、ジュリアーニを批判していた。CNNやWPと同じような内容を語っていた。
今回の記者会見で起きていたことは、トランプの弁護士団 vs バイデン陣営/民主党、及びマスコミとの戦いが起こっていたのだ。

つまり、"反トランプの陣営との完全戦争"になっていることの現れだった。

 

【動画】

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