米SNSの検閲 トランプと上院共和党が痛烈批判!

2020年11月1日

 

「バイデン・スキャンダル」を最初に報道したのが、NY Postである。

そして、これを拡散する為に、自らのツイッターアカウントでこの記事のツイートを出した。

それを見たツイッター社が、NY Postのツイッターアカウントをブロックした。

それだけでなく、更には、この記事をリツイートしているアカウントまでブロックした。

このことが、米国で大問題になった。

10/14 ツイッター社はNY Postのアカウントと、この記事を投稿したアカウントをブロック。

このことで、ツイッター社のCEOであるジャック・ドーシーに、批判が集まって来た。

さらにツイッター社はNY Postに対して、この記事にリンクした6つの投稿を削除するように要求してきた。

それに対してNY Postは、当然それに従順に従うはずはなく、言論機関としての"信念"があるので、このように記事を出した。

Black Mail=脅迫。ツイッター社のドーシーから脅迫を受けた、と。

この間、NY Postのアカウントはブロックされているのだが、フォロワーは19万人も増加した。世間の評価は、NY Postの方を支持しているということだ。

その中で政治家も動いた。

10/28に、上院議会でSNS公聴会(ヒアリング)が行われた。

→ Facebook、Twitter、GoogleのCEOが召喚された。

その、上院公聴会の議題は、

「セクション230が、大手IT企業の悪行を許しているのか?」

→ セクション230という法律があるので、このような大手IT企業が悪いことをやっているのではないか?というものだ。

■通信品位法 第230条(セクション230)とは、

「投稿・削除にIT企業は法的責任を負わず、自らの裁量で投稿を削除できる。」

これが、言論の自由という観点でどうなのか?というのが今起きていることだ。

この法律があるから、今回のようなツイッター社の悪行が許されているのではないかと。

 

この公聴会の最中に、

トランプ大統領はツイッターで、「セクション230を撤廃せよ!」と投稿した。

この公聴会では、NY Postを厳しく検閲したツイッターのCEOに、特に共和党の上院議員から厳しい質問を浴びせられる。

 

「ツイッターは、中国、イラン、ベネズエラの独裁者のツイートをそのまま許しているのに、一方で何故、米国内の保守派のツイートをブロックするのだ。」と。

厳しい追及を受けたドーシーCEOは、思わず、ツイッター社内に非公式の検閲が存在することを口走った。

 

それを受けて、またトランプがツイートした。

「米国には報道の自由はない。あるのは隠蔽とフェイクニュースだ。ここ2週間でいかにメディアが腐敗し、大手IT企業はもっと酷いかが判った。セクション230は撤廃しろ!」

と、トランプは痛烈な批判をした。

そして更に痛烈批判をしたのが、テッド・クルーズ(上院議員・共和党)である。

「この委員会に出廷した3人の証人は、米国における言論の自由に対して、最大の脅威になっている。」と。

この巨大IT企業のCEOに対して、最大の脅威であると、このように言い切っている。

そして、クルーズ議員の秀逸の質問がこれだ。

 

・クルーズ:「ツイッターには、選挙に影響を与えるほどの力があるのか?」

 

・ドーシー:「いいえ」

 

・クルーズ:「ではなぜ、あなたは、投稿をブロックしたのか?」

(NY Postのアカウントブロックは、選挙に影響するからブロックしたのでは無いのですか?)

見事なツッコミだった。

 

さらに

・クルーズ:「Mr.ドーシー、あなたは選挙で選ばれたんですか?いつ米国人があなたに検閲の権力を許しましたか?」

 

・ドーシー:「私たちツイッターには世間の信頼が足りない事、説明が足りないことは気づいています。」

米国人は、民間の会社のCEOであるあなたに、検閲の権力を与えましたか? 検閲の権力があるとすれば、それは公的な存在、つまり政府とか議員ですよね? しかし、民間企業のあなたに、そのような権限を米国民がいつ与えましたか?

という見事な質問だった。

 

それに対して、ドーシーは直接答えなかった。

このやり取りがライブ中継であった後、Twitterの株価は21%も急落した

それほどテッド・クルーズのツッコミは、強力だったということだ。

https://nypost.com/2020/10/28/twitter-is-running-a-blackmail-operation-cooperate-or-no-traffic-for-you/

公聴会2日後の10/30。ツイッター社はNY Postのブロックを解除した。

 

その翌日に、NY Postはツイッターに投稿した。

https://twitter.com/nypos

We’re baaaaaack!

FREE BIRD!(鳥カゴから出たぞ!)

 

米国議員の、このようなうまい質問・ツッコミは、大変勉強になりますね!

 

 

【別件:動画】

トランプ大統領がラリーにて、登場シーンで使用している曲の歌詞(字幕)です。

この曲いいですよね!(God Bless the U.S.A. by Lee Greenwood)

トランプ大統領 バイデン親子の爆弾情報を暴露!