ミスターYKの秘密基地(アジト)

昨日、TOHOシネマズ光の森で開催されている『第1回 午前十時の映画祭』のラストを飾る『ワイルドバンチ』を観に行きました。


私が敬愛するサム・ペキンパーの代表作にして、男泣き映画の最高峰!2時間半近いディレクターズ・カット版が熊本で上映されるのは、確かこれが初めて。見逃したらバチがあたります!


ただでさえ大好きな監督だったのに、誕生日が同じ2月21日と知ったときの嬉しさと言ったら…!2月21日生まれは、美男美女か天才ばかりです!(はいはい) (他に、要潤や香里奈、あと大前研一やジバンシーが同じ)


プリントの状態も上々。そのせいもあるし、この映画で使われている映像テクニックが現在のアクション映画でバンバン使われているせいもあるのでしょうが、改めて観てあまり古さを感じなかったのは気のせいでしょうか?


冒頭から伝説のクライマックス、そしてラストシーンに至るまで、凄惨で血生臭いアクションシーンと、時代に取り残されようとしている男たちの生き様を哀愁を込めて描いた情感あふれるシーンが、実にバランスよく配置されているのには感嘆。


そんな作風といい、主演より脇役俳優に徹底的にこだわる(しかも、どいつもこいつもキャラも面構えも超個性派揃い)ところといい、ペキンパーはやはり我らが岡本喜八と通じるところがあるなあと改めて実感。


うーん、やっぱり2月生まれは(以下省略)